日本サッカー協会(JFA)は4月23日、「天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会」の大会方式変更を発表した。Jリーグ勢は、J1の2チームのみが準決勝から参加する。JFAは変更について、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、同大会の開幕延期やJリーグシーズンの消化を考慮したものとしている。
JFAは24日、「第100回天皇杯」の出場チームを50チームとし、7回戦のノックアウト方式で開催することを発表。現時点で開幕を9月16日に設定している。1回戦には都道府県代表32チームが、2回戦(9/23)からはアマチュアシードの「Honda FC」と、残りの都道府県代表15チームが出場する。Jリーグからは、2020年の明治安田生命J1リーグ上位2チームのみが準決勝(12/27)から出場し、決勝は2021年1月1日に開催する。なお、J1からの出場チームは2020年のリーグ上位2チームとしているが、決定方法については現在検討中となっている。
同大会は当初、88チームによるノックアウト方式で5月23日から24日に1回戦が行われる予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期が決まっていた。その後も各種大会の延期・中止が相次いでいることや、Jリーグのレギュラーシーズンの消化を考慮し、大会方式の変更を決定した。
天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会
<日程>
1回戦:9月16日(水) ※都道府県代表32チーム出場
2回戦:9月23日(水) ※アマチュアシード、都道府県代表15チーム出場
3回戦:10月28日(水)
4回戦:12月12日(土)、13日(日)
準々決勝:12月19日(土)、20日(日)
準決勝:12月27日(日) ※J1の2チーム出場
決勝:1月1日(金・祝)
<大会方式>
出場チーム:50チーム
- Jリーグ2チーム(2020明治安田生命J1リーグ成績上位2チーム)
- アマチュアシード1チーム(Honda FC/JFL)
- 都道府県代表47チーム(所属する第1種加盟チームで、Jクラブを含まない)
ノックアウト方式(7回戦制)