東京オリンピックのサッカー競技において、日本代表FW大迫勇也がオーバーエイジ枠に入る可能性があるようだ。
所属先ブレーメンのスポーツディレクター、フランク・バウマン氏が日本サッカー協会からの問い合わせを受けていることを明かしている。
現地メディア『ダイヒシュトゥーベ』によると、バウマンSDは「これは複雑なテーマだが……。オリンピックはプロのフットボールプレーヤーにとっても、特別な舞台であることを考慮しなければならない。このチャンスを消しさることは、選手からの信頼を損なうことにもなりかねない」と言及している。
バウマンSDは「だがこれについて話し合うのはまだ早すぎる」と続け、現時点で大迫の五輪派遣については明言を避けている。
先日、大迫本人は地元メディアに対して「(五輪は)僕にとって本当に特別なことです」と述べ、母国でのオリンピック出場を熱望していることを明かした。
自国開催の東京五輪では、1968年のメキシコオリンピック以来のメダル奪取が期待されるU-23日本代表。フル代表でもエースである大迫がOA枠で参加となると、日本にとって追い風となるが、果たして所属先のブレーメンは大迫のメンバー入りを認めるのだろうか。