12月25日、日本サッカー協会(JFA)は2020年1月1日に開催される、第99回天皇杯決勝・ヴィッセル神戸対鹿島アントラーズのチケットが完売したと発表した。今季の天皇杯決勝はTokyo2020(東京五輪)メイン会場の国立競技場で行われ、完成後初めて開催されるスポーツ公式戦となる。
今シーズンの天皇杯決勝は明治安田生命J1リーグ所属チーム同士の対決となった。今季J1・8位のヴィッセル神戸は元スペイン代表で、2010年南アフリカワールドカップ優勝メンバーのアンドレス・イニエスタやダビド・ビジャなどを擁し、初の主要タイトル獲得を狙う。初優勝でビジャの引退に花を添えられるか。
対する鹿島アントラーズは、今シーズンのJ1では終盤まで優勝争いを繰り広げながら3位に終わった。天皇杯は2016シーズン(96回大会)以来6度目の優勝を目指す。今回勝利すれば、リーグ、リーグ杯、天皇杯の国内3大タイトルにアジア制覇を含めて、主要タイトル21冠目となる。
第99回天皇杯決勝:ヴィッセル神戸vs鹿島アントラーズ
日程
- 2020年1月1日(水・祝)14:35キックオフ:国立競技場(東京都)
放送
- NHK総合:14:05~(LIVE)
- NHK BS4K:14:05~(LIVE)
天皇杯とは
プロ・アマチュアを問わず、全ての第1種加盟チーム(一般、大学生)が参加可能な大会で、日本プロサッカーリーグ(J1, J2, J3)、YBCルヴァンカップ(旧:ヤマザキナビスコカップ)と並ぶ、日本サッカーの国内3大タイトルの一つ。初開催は1921年で、99回目を迎える今大会の決勝は、6年ぶりにサッカーの聖地・国立競技場での開催となる。