ボローニャ所属、日本代表DF冨安健洋の実戦復帰が近づいている模様だ。
今夏の移籍市場で冨安はボローニャに加わり、開幕から右サイドバックとしてフル出場を続けていた。だが10月10日に行われた日本代表戦、カタール・ワールドカップ、アジア2次予選のモンゴル戦で、先発出場した冨安は試合終盤に左ももを負傷。この試合で日本は3枚の交代カードを使い切っていたこともあり、冨安は試合終了のホイッスルを待たずにそのままピッチから去ることに。
翌日に代表チームから冨安は離脱し、イタリアに戻ってメディカルチェックを受けた。その結果、チームは「ハムストリングの負傷で復帰まで30日~40日を要する」と公表している。
そして1カ月が経過し、ボローニャは12日公式メディアを通して「タケヒロ・トミヤスは部分的にグループトレーニングに参加した」と公表。これまで治療に向けたトレーニングをこなしていた同選手だが、実戦復帰に向けて順調に前進しているようだ。
11月のインターナショナルブレイクでは、冨安は負傷のため代表に選出されなかった。そのため、冨安の復帰は早くても次節24日のパルマ戦となるが、指揮官シニシャ・ミハイロビッチがいつ冨安をピッチに送り出すのか、今後の動向が注目される。