【サッカー】フィテッセ指揮官スルツキが辞任の意向…本田圭佑は恩師と再会も2試合で終えん

フィテッセ指揮官スルツキが辞任の意向

現地時間29日に行われたエールディヴィジ第15節、ヘーレンフェーンvsフィテッセは3-2でフルタイムを迎えた。

ここまでリーグ戦4連敗、この試合で敵地に乗り込んだフィテッセは、9分、21分とネットを揺らし、アウェーゲームで2点を先行する。

だが前半終了間際の43分にPKで1失点すると、後半に入りフィテッセは63分、69分と立て続けに追加点を許し、2-3で敗れる結果となってしまった。この試合で本田圭佑はフル出場を果たしている。

試合終了後、フィテッセは公式メディアを通してスルツキ監督から辞任の申し入れがあったことを明かしている。テクニカルディレクターのモハメド・アラッハ氏は「ヘーレンフェーンに敗れ、スルツキ監督は指揮官の座から退くことを示唆している」と語った。

リーグ戦で5連敗を喫し、スルツキ監督は試合後のインタビューで「私の監督キャリアにおいて、ここまで負け続けたことはない。他の指導者の手により、チームを修正させるほうが得策なんだろう。そのほうがチームやファンのためになる」と述べており、監督のポストを退く意向を示した。

11月上旬に、CSKAモスクワ時代の恩師スルツキからのラブコールもあり、本田圭佑はフィテッセと契約に至った。ここまで本田は第14節スパルタ戦、第15節ヘーレンフェーン戦と2試合しかフィテッセで出場していないが、恩師スルツキの下でのプレーは、わずか2試合で終えんとなりそうだ。

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