現地時間の9月10日、サッカー日本代表は、W杯カタール大会アジア2次予選の初戦で敵地でミャンマーに2-0で勝利した。『SAMURAI BLUE (サムライブルー)』こと日本代表にとって予選最初の試合は、ミャンマーのヤンゴンで行われた。
FIFAランキング33位の日本は、同ランキング135位のミャンマーを相手に苦戦を強いられる。アジアの強豪の日本を相手になんとしてでも勝点を取りたいミャンマーの激しく危険なプレー、大雨で濡れた敵地のピッチコンディションが重なった。
不慣れな環境に戸惑う展開だったが、前半16分、“10番”の中島翔哉(ポルト)が左サイドから中央に切り込み、右足を一戦。きれいな軌道を描いたミドルシュートがゴールに吸い込まれ、先制。さらに、前半26分には、南野拓実(ザルツブルク)が頭で追加点を決め、試合を決定づけた。自身が打ったミドルシュートのこぼれ球を拾った堂安律(PSV)が左足で、柔らかいクロス。相手マークの死角をうまく取った南野が、フリーでヘディングシュートを叩き込んだ。
後半36分には、Tokyo2020(東京五輪)での活躍が期待される久保建英(マヨルカ)が出場。ワールドカップ予選の日本代表最年少出場記録を39年ぶりに更新した。終わってみれば、シュート数が30対2と一方的な展開となった。
きっちりと勝ち点3を奪って好スタートを切った日本代表は、10月10日にホームの埼玉スタジアム2002でモンゴル代表と対戦する。