インドネシアのバリ島で行われていたサーフィンのチャンピオンシップツアーの第3戦で、日本の五十嵐カノアがアジア人として初めての優勝を果たした。
今季の世界ランキングで10位につけていた五十嵐は、第3戦の決勝で同15位のジェレミー・フローレンス(フランス)と対戦し、合計15.10対14.63で勝利を収め、ツアー初優勝を飾った。
五十嵐は今季の第1戦、第2戦をともに9位で終えていたが、今回の優勝で10,000ポイントを獲得し、今季の世界ランキング2位に浮上。サーフィン競技の東京五輪出場権は、今季終了時の世界ランク10位以内の選手に与えられるため、東京五輪出場に向けても重要な勝利となった。