ゴルフ米国ツアー選手権・最終日:松山英樹は9位で終了、ケプカが逆転優勝で1500万ドル獲得

1 執筆者 小川秀彦
Ptランキング上位に大きなハンデがつく異色ルールにより厳しい戦いを強いられた松山英樹。最終的に9位に食い込んだ

男子ゴルフ、米国ツアーのフェデックス・カッププレーオフ最終戦、ツアー選手権・最終日が現地時間8月25日、アメリカ・ジョージア州アトランタのイーストレーク・ゴルフクラブ(7346ヤード、パー70)で行われた。松山英樹はポイントランキング9位で終わった。

3日目の雷雨サスペンデッドもあり、最終日はトップから8打差で発進した松山は、第3ラウンド分の残り5ホールを回るなか、3連続バーディで波をつかんだ。第4ラウンドに入ると出入りの激しいプレーとなり、3バーディ、4ボギーの「71」でフィニッシュ。通算5アンダー、ランキングを9位タイで終えた。

優勝争いは、2連覇を狙うジャスティン・トーマス(アメリカ)と、そのトーマスを1打差で追うブルックス・ケプカ(アメリカ)、ロリー・マキロイ(北アイルランド)の2位グループの熾烈な戦いとなった。トーマスは大量のハンデを活かせず、さらにケプカが勢いを落とす一方、6バーディ、2ボギーの「66」、通算18アンダーで回りきったマキロイが逆転優勝を決めた。

マキロイは2016年以来、2度目のフェデックスカップ年間王者となり1500万ドル(約16億円)を獲得した。2位は通算14アンダーのザンダー・シャウフェレ(アメリカ)。ケプカ、トーマスが3位だった。

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