18日、サッカー男子日本代表はコパ・アメリカのグループステージ第1節でチリに0-4の敗戦を喫した。
日本代表はレアル・マドリーへの移籍が内定した久保建英や、法政大学の上田綺世ら東京五輪世代の注目の若手がスタメン入りした。
コパ・アメリカを連覇している強豪国のチリ相手に日本は主導権を握られるが、カウンターからチャンスを演出する。
前半10分には原輝綺(サガン鳥栖)が後方からのスルーパスに抜け出し、右サイドから素早いクロスを。ボールはチリのDFを抜いたものの、ゴール前の上田にはわずかに合わなかった。
試合が動いたのは40分、チリのプルガルがコーナーキックに打点の高いヘディングで合わせ、ボールはネットに。前半終了間際にチリが1点を先制した。
1点を追いかける43分、上田がスルーパスに反応し、キーパーを交わして絶好機を演出するも、シュートは無人のゴールを外れてしまった。
52分、チリのイスラが右サイドからクロスを入れると、エースのバルガスがペナルティエリア手前からダイレクトで合わせてゴール。チリが1点を追加した。
その後、日本は何度かチャンスを作るも、ゴールまでわずかに届かない。そして、82分にサンチェス、83分に再びバルガスに追加点を許し、日本は0-4でチリに敗戦。南米の強豪相手に幾度か好機を作ったものの、決定力不足の代償を払わされる形となった。
日本 0-4 チリ
得点
0-1 41分 エリック・プルガル(チリ)
0-2 54分 エドゥアルド・バルガス(チリ)
0-3 82分 アレクシス・サンチェス(チリ)
0-4 83分 エドゥアルド・バルガス(チリ)
出場メンバー(日本)
大迫敬介(GK)、杉岡大暉、植田直通、原輝綺、冨安健洋;中山雄太、柴崎岳、中島翔哉(21分 安部裕葵)、久保建英、前田大然(21分 三好康児);上田綺世(79分 岡崎慎司)