コパ・アメリカ2019:日本が強豪ウルグアイと引き分けで決勝T進出への望みつなぐ

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
強豪国ウルグアイに引き分けた森保ジャパン。最終戦のエクアドルには勝つしか無い

現地時間6月20日(日本時間21日)、ブラジル・ポルトアレグレで、コパ・アメリカ2019(南米選手権)1次リーグC組第2節、日本 vs. ウルグアイが行われ、三好康児の2ゴールもあり、2-2の引き分けとなった。

チリ戦での惨敗が森保ジャパンの攻撃性を呼び覚ましたようだ。

開始3分で日本が攻めた。三好康児から岡崎慎司につないだボールはゴール右に逸れたが、ウルグアイ側を運動量で抑え込み、25分、今度は柴崎岳のサイドチェンジを三好康児がひろい、ゴール前まで足で運ぶとそのままシュートを決め、先制点を奪った。

32分、植田直通のカバーニを倒したプレーがVARによりPKとなり、ウルグアイのスアレスがあっさりを決めて同点に。これで流れがウルグアイに傾いた。

後半、久保建英を依然ベンチに置いたままの日本はウルグアイの猛攻に耐えながら、再度攻めに出る。59分のところでウルグアイのGKムスレラが弾いたボールを三好が押し込み、2-1で勝ち越した。

しかし、ウルグアイもすばやく立て直し、66分、ロデイロのコーナーキックにヒメネスが頭で合わせて同点ゴール。後半38分、三好に代わりようやく久保がピッチに入るが、日本は得点チャンスは作れず、ウルグアイの猛攻を耐え凌ぐ形で引き分けとなった。

15度優勝の強豪国ウルグアイに引き分けたことで評価を上げた森保ジャパンだが、勝ち点1、得失点差マイナス4点での現状は厳しい。日本がエクアドルに勝ち、チリがエクアドルとウルグアイに敗れて勝ち点が3で止まるか、日本が大勝した上でチリ、ウルグアイが大敗しない限り、決勝トーナメント進出は実現しない。

いずれにせよ、1次リーグ最終戦となるエクアドル戦(日本時間25日午前8:00)での勝利が絶対条件となる。

【スコア】

25分 1-0 三好(日本)

32分 1-1 スアレス(ウルグアイ)

59分 2-1 三好(日本)

66分 2-2 ヒメネス(ウルグアイ)

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