ウィンブルドン: 錦織は4強入りならず 準決勝はフェデラー対ナダル、及びジョコビッチ対アグート

1 執筆者 田中 恵
準々決勝後、コートを去る錦織とフェデラー

10日、男子準々決勝で錦織圭がロジャー・フェデラーと対戦し、6−4、1−6、4−6、4−6で敗れ、準決勝進出を惜しくも逃した。

第1ゲームでいきなりブレークして勢いに乗り、第1セットを6−4で先取。フェデラーのサーブが良くなった第2ゲームをわずか22分で落とし、第3セットでキープしあって粘るも4−6に。フェデラーが完全に調子を掴んだ第4セットも競るが、第9ゲームでブレークを許し、第10ゲームに0ー40からサービスエースを決められ、4−6で試合終了となった。

フェデラーにとってはウィンブルドン100勝目の記念すべき勝利となった。12日の準決勝では、サム・クエリー(米国)を7−5、6−2、6−2で下したラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。

準決勝のもう一枚のカードはノバク・ジョコビッチ(セルビア)対ロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン)。

また、混合ダブルス3回戦ではアンディ・マレー(英国)、セレナ・ウィリアムズ(米国)組が第1シードのブルーノ・ソアレス(ブラジル)、ニコール・メルヒャー(米国)組に3−6、6−4、2−6で敗れた。

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