ユーロアイスホッケーチャレンジ(EIHC)ハンガリー・ブタペスト大会が現地時間12月11日に開幕。男子アイスホッケー日本代表は14日までに3試合を行った。1勝1敗でグループリーグを終えた日本は、最終日の順位決定戦で韓国代表と対戦。2-5で黒星を喫し、4位で大会を終えた。
11日に行われたグループA第1戦・フランス代表戦を2-4で落とした日本は、12日の第2戦で、ハンガリー代表と対戦。日本は第1ピリオドに、池田一騎と秋本デニスがゴール。第2ピリオドに1点を返されるも、第3ピリオドをスコアレスで終え、2-1で勝利を収めた。
大会3日目、日本は試合なし。この日の結果を受け、最終日の順位決定戦の相手は、グループB(ベラルーシ代表・韓国代表・ウクライナ代表)2位の韓国となる。
8分59秒に先制された日本は、14分3秒に鈴木健斗のゴールで追いつく。しかし、その後に4失点。日本は51分45秒、髙木健太のゴールで1点を返すも、2-5で黒星を喫した。試合後、日本アイスホッケー連盟 (JIHF)は、Facebookに選手コメントを掲載している。
髙木健太
今回のユーロチャレンジは1勝2敗と良い成績ではありませんでしたが、チームとしても個人としても課題が見つかる大会となりました。それぞれチームに戻ってオリンピック予選まで、しっかり準備したいと思います
鈴木健斗
代表初ゴールすることができて良かったですが、いつもアジアリーグで戦っている韓国に負けたのは凄く悔しいですし、自分自身このままではダメだなと思える試合となりました。オリンピック予選まで時間はないですが、少しでも成長してまた戻ってきたいです
中島彰吾
多くのチャンスを作りながらも決め切れなかったことが、今日の敗戦につながりました。この大会で得た収穫、課題をこれから続くオリンピック予選、世界選手権に活かしていきたいと思います
男子アイスホッケー日本代表
- GK 福藤 豊(日光アイスバックス)
- GK 成澤優太(王子イーグルス)
- DF 山田 虎太朗(王子イーグルス)
- DF 橋本 僚(王子イーグルス)
- DF 佐藤大翔(日光アイスバックス)
- DF 梁取慎也(ひがし北海道クレインズ)
- DF 蓑島圭吾(ひがし北海道クレインズ)
- DF 早田聖也(東北フリーブレイズ)
- DF 河合龍一(東北フリーブレイズ)
- DF 秋本デニス(GKSティヒ/ポーランド)
- FW 中島彰吾(王子イーグルス)
- FW 越後智哉(王子イーグルス)
- FW 大澤勇斗(王子イーグルス)
- FW 髙木健太(王子イーグルス)
- FW 寺尾裕道(日光アイスバックス)
- FW 中屋敷 侑史(王子イーグルス)
- FW 齋藤哲也(日光アイスバックス)
- FW 鈴木健斗(日光アイスバックス)
- FW 上野拓紀(ひがし北海道クレインズ)
- FW 池田一騎(ひがし北海道クレインズ)
- FW 大津晃介(ひがし北海道クレインズ)
- FW 入倉大雅(ひがし北海道クレインズ)
日本代表はEIHCブタペスト大会後、2020年2月6日から9日にかけてスロベニア・イエセニツェで開催される、第24回オリンピック冬季競技大会(2022北京五輪)第3次予選に臨む。世界ランキング23位の日本代表は、同18位のスロベニア、同24位のリトアニア、2次予選勝者の3カ国と対戦。勝者1カ国が8月の最終予選へとコマを進める。