男子グレコ67kg曽我部が準優勝、レスリング・アジア選手権2023

レスリング2023年アジア選手権2日目、男子グレコローマン67kg級の曽我部が準優勝、60kg級の河名、82kg級の前田、97kg級の奈良が3位となった。

1 執筆者 Chiaki Nishimura
Sogabe
(2019 Getty Images)

カザフスタンで行われているレスリング2023年アジア選手権の2日目となった4月10日、前日に続いて男子グレコローマンが実施され、67kg級で日本男子代表の曽我部京太郎が銀メダルを獲得した。優勝はアブロル・アタバエフ(ウズベキスタン)。

昨年のU23世界選手権で銅メダルを獲得し、昨年末の全日本選手権を制した曽我部は、1回戦でラザク・ベイシェケーフ(キルギス)を破ると、準々決勝では2月のランキング・シリーズ大会「ザグレブ・オープン」を制したフシユエツ(中華人民共和国)、準決勝でレザー・マディー・アッバーシ(イラン・イスラム共和国)を下し、決勝に進出。

決勝では、1回戦・準々決勝・準決勝をテクニカルフォールで勝ち進んできたアタバエフと対戦。昨年のU23アジア選手権を制したアタバエフは決勝でもその勢いを緩めることなく、曽我部は第1ピリオド開始直後からアタバエフの攻撃を受け、最終的にテクニカルフォールで試合終了。曽我部は準優勝となった。

また同日には、60kg級の河名真偉斗(まいと)、82kg級の前田祐也、97kg級の奈良勇太が銅メダルを獲得した。

前日の9日には男子グレコローマン55kg級、63kg級、77kg級、87kg級、130kg級が行われ、77kg級で櫻庭功大が昨年大会に続き銅メダルを獲得した。

レスリング2023年アジア選手権は、11日、12日に女子フリースタイル、13日、14日に男子フリースタイルが予定されている。

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