雨天の影響で日程を変更して行われているワールドスケートゲームズ2024イタリアのスケートボード・ストリート。9月14日午前中に行われた女子準決勝に続いて、男子準決勝が行われ、日本勢は佐々木音憧(とあ)が7位で唯一決勝進出を決めた。首位通過はコロンビアのJC ゴンザレス、2位通過はアルゼンチンのマティアス・デル・オリオ。準決勝に進んでいた青木勇貴斗(ゆきと)、渡邊星那(せな)はそれぞれ9位、12位で8人で行われる決勝には届かなかった。
世界王者が決定する男子決勝は同日現地時間19:45〜(日本時間翌2:45〜)に予定されている。
男子準決勝は現地時間正午過ぎに始まり、女子同様、準々決勝を通過した16人のスケーターがランとベストトリックで競技を行った。
第1ヒートに登場した佐々木は、ラン2本を80点でそろえ、2本目はこの日の準決勝で最高得点となる88.88点をマーク。ベストトリックでは1本目で88.87点、2本目で56.25点とし、その後、さらなる得点を狙ったものの、トリックを成功させることはできず、234.00点で暫定2位で第2ヒートの結果を待つことに。
第2ヒートでは、コロンビアのJCサンチェス、アルゼンチンのデルオリオのほか、オランダの14歳、タイメン・オーバービークらが得点をそろえて上位に立つと、最終的に佐々木は準決勝7位となり、8人で行われる決勝進出が決まった。
ワールドスケート主催の大会において、佐々木は2023年にスイス・ローザンヌで行われた大会で2位で表彰台に立っている。およそ1年ぶりの今大会の決勝でどんな滑りを見せるのかが注目される。
ワールドスケートゲームズ2024スケートボード男子ストリート準決勝の結果
以下、決勝進出を決めた上位8人と日本選手の結果
- JC ゴンザレス(コロンビア)252.53
- マティアス・デル・オリオ(アルゼンチン)244.77
- タイメン・オーバービーク(オランダ)244.55
- ケウビン・ホフラー(ブラジル)242.57
- トミー・フィン(オーストラリア)240.69
- クリストファー・クルーン(スウェーデン)236.21
- 佐々木音憧(日本)234.00
- リチャード・ターリー(スロバキア)233.11
日本から出場していた青木勇貴斗は9位、渡邊星那は12位で準決勝敗退となった。
ワールドスケートゲームズ2024 スケートボード・ストリートの日程
ワールドスケートゲームズ2024は9月7日から3日間で公式練習が行われたのち、10日から戦いが始まる。準決勝・決勝の模様はワールドスケートのウェブサイトで配信が予定されている。
9月7日
- 9:00〜18:55(日本時間16:00〜翌1:55)女子・男子公式練習
9月8日
- 9:00〜18:55(日本時間16:00〜翌1:55)女子・男子公式練習
9月9日
- 9:00〜18:55(日本時間16:00〜翌1:55)女子・男子公式練習
- 19:00〜19:45(日本時間翌2:00〜2:45)女子・男子シード選手公式練習
9月10日
- 9:00〜13:55(日本時間16:00〜20:55)女子予選
- 14:00〜14:45(日本時間21:00〜21:45)女子・男子シード選手公式練習
9月11日
- 9:00〜13:55(日本時間16:00〜20:55)男子予選(ヒート1〜4)
- 14:00〜14:45(日本時間21:00〜21:45)女子・男子シード選手公式練習
- 14:50〜19:45(日本時間21:50〜翌2:45)男子予選(ヒート5〜8)
9月12日
- 9:00〜14:15(日本時間16:00〜21:15)女子準々決勝
- 14:20〜19:35(日本時間21:20〜翌2:35)男子準々決勝(*悪天候のため、ヒート2以降13日に延期)
9月13日(変更後)
- 9:00〜10:50(日本時間16:00〜17:50)男子準々決勝(ヒート2~4)
- 12:35〜15:10(日本時間19:35〜22:10)女子準決勝(*悪天候のため、14日に延期)
- 17:05〜19:40(日本時間24:05〜翌2:40)男子準決勝(*悪天候のため、14日に延期)
9月14日(変更後)
- 9:10〜10:05(日本時間16:10〜17:05)女子準決勝ヒート1
- 10:20〜11:30(日本時間17:20〜18:30)女子準決勝ヒート2
- 12:20〜13:30(日本時間19:20〜20:30)男子準決勝ヒート1
- 13:45〜14:55(日本時間20:45〜21:55)男子準決勝ヒート2
- 18:15〜19:25(日本時間翌1:15〜2:25)女子決勝
- 19:45〜20:55(日本時間翌2:45〜3:55)男子決勝
- 21:10~21:30(日本時間翌4:10〜4:30)表彰式