【スポーツクライミング】リードで樋口純裕と谷井菜月が銀|ワールドゲームズ2022

第11回ワールドゲームズは現地時間7月16日、アメリカ合衆国アラバマ州バーミングハム市でスポーツクライミング男女リードの予選と決勝を行った。出場した日本人全員が決勝へ進出し、男子では樋口純裕、女子では谷井菜月が銀メダルに輝いた。

文: オリンピックチャンネル編集部
写真: EPA=時事

4年に一度開催されるオリンピック非採用種目の国際総合競技大会「ワールドゲームズ」。その第11回大会がアメリカ合衆国アラバマ州バーミングハム市で開催されており、現地時間7月16日には、パリ2024でも実施が決まっているスポーツクライミングの、「リード」の予選と決勝が行われた。参加した日本人4選手(男子2名、女子2名)全員が決勝へ進出し、男子では樋口純裕、女子では谷井菜月が、ともに銀メダルを獲得した。

男子

9の国と地域より12名がこの種目にエントリーし、上位8位まで(同順を含む)の選手が決勝に進出することができる。日本代表の緒方良行は4位タイ、樋口純裕は8位タイで、ふたり揃って決勝進出を果たした。決勝では、樋口がスコア(到達ホールド)「32+」で2位となり、表彰台成績を収めた。緒方は、スコア「22+」で7位タイで終わった。この種目のメダリストは、以下の通り。

  1. Sascha LEHMANN(スイス) トップ
  2. 樋口純裕 32+
  3. Mejdi SCHALCK(フランス) 24+

女子

女子の予選には、10の国と地域より、12名が出場。男子と同様、予選で上位8位までの選手が決勝に進むことができる。日本の谷井菜月は唯一最終のホールドに辿り着くことができ、1位通過で決勝進出を決めた。また、阿部桃子も「32+」の3位タイで決勝へ駒を進めた。そして、同日の夜に行われた8名による決勝では、谷井が「35」というスコアで堂々の銀メダルに輝いた。また、阿部は「31+」という成績で7位に終わった。この種目のメダリストは、以下の通り。

  1. Jessica PILZ(オーストリア)42+
  2. 谷井菜月 35
  3. Lana SKUSEK(スロベニア)34+

■日本代表選手

リード

男子

  • 緒方 良行(B-PUMP)
  • 樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)

女子

  • 阿部 桃子(相模女子大学)
  • 谷井 菜月(明治安田生命)

ボルダリング

男子

  • 緒方 良行(B-PUMP)
  • 藤井 快(TEAM au)

女子

  • 中村 真緒(日新火災)
  • 野中 生萌(無所属)

■ワールドゲームズについて

ワールドゲームズは、オリンピックに採用されていない競技種目で世界最高水準のアスリートが出場する国際競技大会となっている。国際ワールドゲームズ協会(IWGA)の主催、国際オリンピック委員会(IOC)の後援により、4年に一度、夏季オリンピック・パラリンピック競技大会の翌年に開催される。第11回大会は2021年7月15日から25日にかけての開催を予定していたが、Tokyo 2020の延期により1年延期して行われることになった。

ワールドゲームズで採用された競技は、のちにオリンピックで採用されるケースも少なくない。これまでに、ワールドゲームズ競技種目の中からバドミントンや野球・ソフトボール、トライアスロンといった8競技がオリンピックに採用された。Tokyo2020で行われた野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンもすべてIWGA加盟競技。今後もこういった事例が増えていくと考えられる。

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