【スポーツクライミング】ワールドゲームズ:女子ボルダリングは野中生萌が優勝…男子は藤井快が銀

第11回ワールドゲームズは現地時間7月15日、アメリカ合衆国アラバマ州バーミングハム市で男女ボルダリングの予選と決勝を行った。女子では野中生萌が優勝、中村真緒が3位。男子は藤井快が2位、緒方良行が3位に入り、出場した日本人全員がメダルを獲得している。16日は男女リードの予選・決勝を行う。

文: オリンピックチャンネル編集部
写真: Getty Images

4年に一度開催されるオリンピック非採用種目の国際総合競技大会「ワールドゲームズ」。その第11回大会がアメリカ合衆国アラバマ州バーミングハム市で開催されており、現地時間7月15日にはスポーツクライミング・ボルダリングの予選と決勝が行われた。

女子予選では中村真緒(日新火災)が首位、野中生萌が3位タイで上位6人による決勝に進出。決勝では野中が出場者で唯一、3つの完登を達成し、「3T4z」で金メダルを獲得した。2位はカーチャ・デベベッチ(スロベニア)で「2T4z」。中村も「2T4z」で並んだが、アテンプト数で3位となった。

男子は藤井快(Team au)、緒方良行(B-PUMP)が出場した。予選は藤井が1位、緒方が5位で突破。決勝では藤井とニコラス・コリン(ベルギー)が4つの完登、4つのゾーン獲得となる「4T4z」並んだが、アテンプト数の差でコリンが制した。以下は「3T4z」で4人が並んだが、アテンプト数が最も少ない緒方が銅メダルを獲得した。

16日はリード種目の予選と決勝を実施。日本からは男子の楢崎智亜(TEAM au)と樋口純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)、女子の阿部桃子(相模女子大学)と谷井菜月(明治安田生命)が出場する。

スポーツクライミングはTokyo2020で新たに採用され、3種目複合で行われた。パリ2024では複合(ボルダリング/リード)とスピードの2種目が行われ、今大会では3つの種目ごとに争われている。

■日本代表選手

リード

  • 阿部 桃子(相模女子大学)
  • 谷井 菜月(明治安田生命)
  • 楢󠄀﨑 智亜(TEAM au)
  • 樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)

ボルダリング

  • 中村 真緒(日新火災)
  • 緒方 良行(B-PUMP)
  • 野中 生萌(無所属)
  • 藤井 快(TEAM au)

■ワールドゲームズについて

ワールドゲームズは、オリンピックに採用されていない競技種目で世界最高水準のアスリートが出場する国際競技大会となっている。国際ワールドゲームズ協会(IWGA)の主催、国際オリンピック委員会(IOC)の後援により、4年に一度、夏季オリンピック・パラリンピック競技大会の翌年に開催される。第11回大会は2021年7月15日から25日にかけての開催を予定していたが、Tokyo 2020の延期により1年延期して行われることになった。

ワールドゲームズで採用された競技は、のちにオリンピックで採用されるケースも少なくない。これまでに、ワールドゲームズ競技種目の中からバドミントンや野球・ソフトボール、トライアスロンといった8競技がオリンピックに採用された。Tokyo2020で行われた野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンもすべてIWGA加盟競技。今後もこういった事例が増えていくと考えられる。

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