なでしこジャパン、パリ2024出場枠獲得…高橋はな、藤野あおばのゴールで2-1の勝利|パリオリンピック2024女子サッカーアジア最終予選
パリオリンピック2024女子サッカーアジア最終予選の第2戦が2月28日に行われた。日本代表・なでしこジャパンは北朝鮮代表と対戦し、2試合合計2-1で勝利。パリ2024出場枠を獲得した。
ホーム&アウェイの2戦合計で争われるパリオリンピック2024女子サッカーアジア最終予選。日本代表・なでしこジャパンは28日、国立競技場(東京都新宿区)で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表との第2戦に臨んだ。
第1戦を0-0で終え、第2戦の結果でオリンピックの切符が決まるという状況。日本は26分、フリーキックのチャンスを得ると、田中美南がヘディングシュート。これは北朝鮮のGKが防いだが、クロスバーに当たった跳ね返りを高橋はなが押し込んで先制に成功した。
前半終了間際の45分には北朝鮮に決定機。チェ・クムオクがクロスボールに巧みに合わせ、ボールはゴール方向へ。ここで日本のゴールキーパー、山下杏也加がゴールライン上でかきだして事なきを得た。
1-0で迎えた77分に日本が追加点。長野風花のパスに抜け出した清水梨紗が中央にクロスを送る。ゴール前でフリーになっていた藤野あおばが頭で合わせて2点目を奪った。しかし直後の81分、日本守備陣の背後を突いたキム・ヒェヨンにシュートを決められて2-1と差を詰められた。
最後まで日本は粘り強く耐え、そのまま試合終了。日本が北朝鮮を下してパリ2024の出場枠を獲得した。
▼日本代表選手
※日本サッカー協会の表記に準拠
※2024年2月19日時点
*1:2/16追加招集
*2:2/15不参加
◾️パリ2024サッカー女子アジア最終予選
2023年秋に行われたパリ2024女子サッカーアジア2次予選を経て、オーストラリア、日本、北朝鮮、ウズベキスタンの4チームがアジア最終予選への進出を決めた。同時に、グループCで1位となった日本とグループB1位の北朝鮮、グループAで1位となったオーストラリアと全グループ2位の中で最高成績を収めたウズベキスタンがそれぞれ、今回行われるアジア最終予選で対戦することが決まった。
アジア最終予選は、2024年2月24日と28日にホーム&アウェイ方式で実施。2試合合計スコアでオリンピック出場を争う。