日本はポーランドに敗れ黒星スタート…古賀紗理那が両チーム最多の26得点と奮闘|パリ2024バレーボール女子
パリ2024オリンピックのバレーボール女子予選ラウンドが7月28日にパリ南アリーナ1で行われ、日本代表がポーランド代表と対戦した。
この試合が今大会初戦となる両チーム。第1セットは一進一退の攻防が続く中で、18-18としたところから日本が2連続ポイントを奪う。宮部藍梨のサービスエースなどで完全に流れをつかみ、最後は古賀紗理那が決めて25-20。日本が幸先良いスタートを切った。
第2セットも同様の展開で進んだが、終盤は第1セットと対照的な形に。18-18から日本のミスもあり、18-20となったところで日本がタイムアウトを取る。日本は古賀にボールを集めて食い下がるが、ポーランドの勢いは止まらず22-25でこのセットを落とした。
第3セットは3連続ポイントを許し、終始追いかける展開に。20-12と最大8点差をつけられたが、ここから日本が反撃。古賀や和田由紀子がポイントを重ねて21-23とポーランドの背中を視界に捉える。セットポイントを握られても、石川真佑が強烈なスパイクを決めて粘ったが、最後はポーランドの強打がブロックアウト。23-25、セットカウント1-2と逆転を許した。
あとがなくなった日本は第4セットを3連続ポイントでスタート。しかし徐々にリードを詰められ、10-11と逆転を許してしまう。16-19とされたところでタイムアウトを取り、少しずつ流れは日本に。18-22から21-22まで追い上げると、ここから古賀が躍動。スパイクにブロックにと日本の攻撃を牽引し、ついには先にセットポイントに手をかける。しかしここから最後の1本が出ず、強打とサービスエースでポーランドが再び逆転。26-28で第4セットを奪われ、セットカウント1-3で日本が敗れた。
古賀は両チーム通じて最多となる26得点をマーク。石川が16得点、和田が13得点で続いた。ブロックポイントでは日本の5得点に対し、ポーランドは14得点。ポーランドの高さに苦しんだ格好となった。
日本は今後、8月1日にブラジル代表と、3日にケニア代表と対戦する。
■組み合わせ
■日本代表