日本代表、47年ぶり銀メダル獲得…フランスに惜敗|バレーボールネーションズリーグ2024
執筆者 WATANABE Fumishige/渡辺 文重1 分|
強豪国による国際大会シリーズ、FIVB(国際バレーボール連盟)バレーボールネーションズリーグ(VNL)男子ファイラルラウンド決勝、日本代表 vs.フランス代表が現地時間6月30日、ポーランド中央部の都市・ウッチで行われた。
日本は前回大会で銅メダルを獲得しているが、主催国際大会で銀メダル以上の成績を残すのは1977年FIVBバレーボールワールドカップ以来、47年ぶり(優勝はソビエト連邦)。金メダル獲得となればミュンヘン1972以来となる。Tokyo2020金メダルのフランスとは予選ラウンド第3週で対戦。2セットを先取されながら3セットを連取し、逆転勝利を収めていた。
日本は石川祐希(主将)、関田誠大、髙橋健太郎、小野寺太志、西田有志、大塚達宣、山本智大(リベロ)でスタート。石川、西田が得点を重ねるも、終盤に追い抜かれ、23-25で第1セットを落とす。しかし第2セットは序盤からリードを奪うと、最後は小野寺のブロックが決まり、25-18で取り返す。
第3セットは一転、リードを許す展開。途中出場の宮浦健人や富田将馬らの得点で追い上げるも、23-25で追い込まれる。第4セットも終盤まで競り合う展開となるが、最後は突き放されて23-25。日本はセットカウント1-3で黒星。落としたセットは全て2点差、惜敗と言える内容だったが、バレー男子日本は女子と同様、パリ2024に向けて堂々と誇れる銀メダル獲得で今シーズンのVNLの幕を閉じた。
■成績・結果
▼ファイナルラウンド
- 日程:2024年6月27日~30日
- 会場:ポーランド・ウッチ
▼第1週
- 日程:2024年5月21日〜26日
- 会場:ブラジル・リオデジャネイロ
▼第2週
- 日程:2024年6月4日〜9日
- 会場:日本・福岡県北九州市(西日本総合展示場)
▼第3週
- 日程:2024年6月18日〜23日
- 会場:フィリピン・マニラ
▼予選ラウンド順位
■日本代表登録メンバー