バレーボールの国際リーグ、FIVB(国際バレーボール連盟)バレーボールネーションズリーグ(VNL)2022は現地時間7月1日、女子予選ラウンド第3週の試合をカナダ・アルバータ州カルガリー(プール5)とブルガリア・ソフィア(プール6)で行った。
すでに上位8チームによるファイナルラウンド進出を決めているプール5の火の鳥NIPPON(日本代表)は、トルコ代表と対戦した。6月29日の試合でオランダ代表に大会初黒星を喫した日本は第1セット、以下のスターティングメンバーで臨む。
- 4 アウトサイドヒッター 石川 真佑(東レアローズ)
- 19 ミドルブロッカー 山田 二千華(NECレッドロケッツ)
- 10 アウトサイドヒッター 井上 愛里沙(久光スプリングス)
- 26 アウトサイドヒッター 宮部 藍梨(ヴィクトリーナ姫路)
- 28 ミドルブロッカー 松 明日香(久光スプリングス)
- 24 セッター 松井 珠己(デンソーエアリービーズ)
- 1 リベロ 山岸 あかね(埼玉上尾メディックス)
第1セットを20-25で落とすと、第2セットはサーブミスもあり、15-25で落とす。第3セットは終盤に連続得点を記録して25-18で制すも、第4セットは22-25。セットカウント1-3で黒星となった。198センチのゼフラ・ギュネシュがブロックポイント6、188センチのエダ・エルデム・デュンダルが同5と、トルコの長身ミドルブロッカーによるブロックに苦しんだ日本。2日にセルビア代表、3日にベルギー代表と対戦し、13日からはトルコ・アンカラで行われるファイナルラウンドに臨む。
■VNLとは
VNL(バレーボールネーションズリーグ)は、男子国際大会「ワールドリーグ」、女子国際大会「ワールドグランプリ」に代わる大会として、2018年にFIVBが設立。男女とも16チーム(コアチーム12、チャレンジャーチーム4チーム)が参加する。
従来の予選ラウンドは1回総当たりだったが、2022年大会は各チームが3週間で12試合を戦い、順位を決定する方式を採用している。各週参加チームを2つのプールに分け、1チーム当たり4試合を実施。予選ラウンド上位8チームが進出するファイナルラウンドは、ノックアウト方式で優勝チームを決める。
VNLは毎年開催となっているものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で2020年は中止。2021年は感染予防のため、参加全チームをイタリアに集めて開催した。2022年は2019年以来、2大会ぶりに世界各国で予選ラウンドを行う。
■火の鳥NIPPONの試合日程・結果
予選ラウンド第1週:5/31-6/5(アメリカ合衆国・シュリーブポート ボージャーシティ)
- 6月1日20:00(2日10:00)日本 3-0 韓国
- 6月2日17:00(3日7:00)日本 3-2 ドイツ
- 6月4日17:00(5日7:00)日本 3-1 ドミニカ共和国
- 6月5日15:00(6日5:00)日本 3-0 アメリカ合衆国
予選ラウンド第2週:6/14-6/19(フィリピン・ケソン)
- 6月14日19:00(20:00)日本 3-0 ポーランド
- 6月16日19:00(20:00)日本 3-0 ブルガリア
- 6月17日19:00(20:00)日本 3-0 タイ
- 6月19日19:00(20:00)日本 3-1 中国
予選ラウンド第3週:6/28-7/3(カナダ・カルガリー)
- 6月29日17:00(30日8:00)日本 2-3 オランダ
- 7月1日17:00(2日8:00)日本 vs.トルコ
- 7月2日17:00(3日8:00)日本 vs.セルビア
- 7月3日11:00(4日2:00)日本 vs.ベルギー