パリ2024オリンピック陸上競技 プレビュー、全日程、ライブ視聴方法
パリ2024オリンピックの8月1〜11日まで、男女各23種目と混合2種目(4×400m混合リレーと混合35km競歩)の計48種目が、パリの象徴であるスタッド・ド・フランスを中心に行われ、世界最高峰の陸上選手が競い合う。
ロード競技には3つの会場が使用され、マラソンレースのスタートとゴールにはオテル・ド・ヴィルとアンヴァリッド、競歩にはポン・ド・レナが使用される。
東京2020オリンピックの陸上競技は、43ヵ国からメダリストを輩出した。
ここでは、パリ2024で注目すべきスター選手、全日程、そして観戦方法などを詳しく紹介する。
パリ2024オリンピックで注目される陸上界のスターたち
例年通り、男女100mスプリントは、パリ2024オリンピックで最も期待される種目のひとつである。
ノア・ライルズとシャカリ・リチャードソンのアメリカ合衆国コンビは、それぞれ男子100mと女子100mでオリンピック初タイトルを獲得する可能性が高い。
ライルズは、100mでイタリアの現オリンピックチャンピオン、マーセル・ジェイコブスと対戦し、200mではチームメイトのエリヨン・ナイトン、ボツワナのレツィレ・テボゴらスター選手とダブルスプリントを狙う。
リチャードソンは、2度のディフェンディング王者に輝いたエレイン・トンプソンを欠き、自身初のオリンピックに臨むが、個人種目で今大会初の金メダルを狙うシェリッカ・ジャクソンや、5度目のオリンピックで有終の美を飾りたいシェリー=アン・フレイザー=プライスといったジャマイカのスター選手たちとの戦いが待っている。
オリンピック王者のアルマン・モンド・デュプランティスは、男子棒高跳で世界新記録を樹立する可能性が高く、女子400mハードルのシドニー・マクラフリン=レブロンもそうだ。
一方、ケニアのフェイス・キピエゴンは1500mで前人未到の3冠を狙っており、2024年7月に世界記録を樹立したウクライナの走高跳選手ヤロスラヴァ・マフチクは、その記録を再び更新する可能性がある。
シファン・ハッサンは、1500m、5000m、10000mの3種目でオリンピックでの長距離記録を更新する可能性が高く、オリンピック金メダリストのエリウド・キプチョゲとケネニサ・ベケレは、男子マラソンで世紀の対決を繰り広げる。
ワールドアスレティックス(陸上競技の国際競技連盟)の全エントリーリストはこちら(英語サイト)。
パリ2024オリンピックの陸上競技全日程
パリ2024では、8月1日から11日まで陸上競技が行われる。詳細な日程はこちら。
陸上競技の最初のメダルは、8月1日(木)の午前中に行われる男子20km競歩で授与され、池田向希が7位、古賀友太が8位に入賞した。
お住まいの地域での開始時間や各種目の結果など、競技の全日程はパリ2024のウェブサイト(こちらをクリック)で確認することができる。
パリ2024陸上競技のライブ視聴方法
陸上競技を含むパリ2024オリンピックのすべての競技は、オリンピック公式メディア・ライツ・ホルダー(MRH)を通じて放送される。日本では、TVerでほぼ全競技(※1)のライブ配信(※2)が行われる。
大会の模様は、Olympics.comや公式オリンピック・アプリで最新情報が入手できるほか、大会期間中は、ライブブログで大会にまつわる驚きや感動、笑顔や栄光の瞬間をお届けする。
※1 NHKの地上波放送競技の一部を除く。※2 一部の地上波同時ライブ配信はTVerテレビアプリで視聴できない。また、Chromecastではオリンピック特設ページを視聴できない。