東京五輪・選手村村長に川淵三郎氏の就任決定「夢のまた夢みたいな話」
12月19日、東京2020組織委員会はTokyo2020(東京オリンピック・パラリンピック)ビレッジ(選手村)の村長に日本サッカー協会相談役・川淵三郎氏の就任が決まったと発表した。同時に村長代行と7名の副村長も発表された。
村長代行には、国際柔道連盟理事を務める上村春樹講道館長が就任が決定。また、オリンピックビレッジの副村長に5名、パラリンピックビレッジの副村長に5名がそれぞれ就任する。この中にはオリンピックビレッジとパラリンピックビレッジ共通の副村長が3名おり、副村長は合計で7名となる。選手村村長・村長代行・副村長は、要人接遇や参加選手・選手団・NOC・NPC関係者との交流・情報交換などを行う。
選手村村長への抜擢について川淵氏は「とても名誉なことと心から嬉しく思う」とコメント。サッカー選手として出場した1964年の東京五輪から56年後の五輪に参加できることを「夢のまた夢みたいな話」と表現した。
【オリンピックビレッジ】
■ 選手村村長
- 川淵三郎:日本トップリーグ連携機構代表理事会長、日本サッカー協会相談役、1964東京五輪出場(サッカー)
■ 村長代行
- 上村春樹:講道館長、国際柔道連盟理事、1976モントリオール五輪金メダル(柔道)
■ 副村長
- 小谷実可子:日本オリンピック委員会理事、1988ソウル五輪銅メダル(シンクロナイズドスイミング)
- 斎木尚子:日本ラグビーフットボール協会理事
- 瀧澤正光:日本競輪選手養成所所長
- 田口亜希:日本パラリンピアンズ協会副会長、2004アテネ、2008北京、2012ロンドンパラリンピック3大会出場(射撃)
- 富山英明:日本レスリング協会副会長、1984ロサンゼルス五輪金メダル(レスリング)
【パラリンピックビレッジ】
■ 選手村村長
- 川淵三郎:日本トップリーグ連携機構代表理事会長、日本サッカー協会相談役、1964東京オリンピック出場(サッカー)
■ 村長代行
- 上村春樹:講道館長、国際柔道連盟理事、1976モントリオール五輪金メダル(柔道)
■ 副村長
- 大日方邦子:日本パラリンピアンズ協会会長、パラリンピック5大会出場、長野で金メダル(滑降)などメダル多数
- 斎木尚子:日本ラグビーフットボール協会理事
- 瀧澤正光:日本競輪選手養成所所長
- 田口亜希:日本パラリンピアンズ協会副会長、2004アテネ、2008北京、2012ロンドンパラリンピック3大会出場(射撃)
- 根木慎志:日本パラリンピアンズ協会副会長、2000シドニーパラリンピック出場(車いすバスケットボール)