大坂なおみ、初戦敗退…パリ2024テニス女子シングルス1回戦

執筆者 Yukifumi Tanaka / 田中幸文
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大阪なおみ パリ2024テニス女子シングルス1回戦で悔しくも敗退
写真: 2024 Getty Images

グランドスラムの全仏オープンの会場としても有名なスタッド・ローラン・ギャロスを舞台にして行われるパリ2024オリンピックのテニス競技は7月27日、各種目のトーナメント1回戦を実施した。

この日の女子シングルス1回戦では、グランドスラム4度の制覇を誇る大坂なおみが登場し、パリ2024を最後に現役引退を表明しているアンゲリク・ケルバー(ドイツ)と激突した。

東京2020に続き、パリ2024でオリンピック2大会連続しての出場となる大坂は、最初の第1ゲームを奪う強さを見せたが、後半に入るとミスが目立ち、ケルバーに逆転され、5−7で最初のセットを奪われる。

第2セットでは、互いにサービスキープが続くも、徐々にケルバーが主導権を握り、大坂はブレークを奪われる。流れを引き寄せることができない大坂は、その後もゲームポイントを重ねることができず、3−6で再びセットを奪われ、試合は終了。最終的に、大坂はセットカウント0−2(5−7, 3-6)のストレートで敗れ、オリンピック初戦敗退となった。

この日は、男子シングルス1回戦で錦織圭の出場が予定されていたが、悪天候の影響により延期となっている。

翌28日には、各種目のトーナメント1回戦残りの試合が行われる予定となっている。