【テニス】ウエスタン&サザンOP第8日:ペトラ・クビトバとキャロリン・ガルシアが決勝進出

アメリカ合衆国シンシナティ開催のWTAツアー、ウエスタン&サザンOPは現地時間8月20日にダブルス決勝を行い、リュドミラ・キチェノク(ウクライナ)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)が優勝。シングルスはペトラ・クビトバ(チェコ)とキャロリン・ガルシア(フランス)が決勝進出。

1 執筆者 渡辺文重
Caroline Garcia
(Getty Images)

アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティで開催されているWTA(女子テニス協会)ツアー、ウエスタン・アンド・サザン・オープン(Western & Southern Open)は現地時間8月20日、大会8日目を迎えた。グレードはグランドスラム(GS、四大大会)に次ぐWTA1000。サーフェスはハードで、29日開幕のGS・全米OP(US Open/米国ニューヨーク州)に向けた重要な前哨戦に位置づけられている。同会場では、同名のATP(男子プロテニス協会)ツアーも開催されている。

■決勝進出はクビトバとガルシア

WTA世界ランキング24位のマディソン キーズ(米国)と同28位のペトラ クビトバ(チェコ)による準決勝は、2-1でクビトバが逆転勝ち。クビトバはツアー通算40回目の決勝進出、30勝に王手をかけた。クビトバは試合後「マディソンは本当に素晴らしい試合をしました。本当に、本当にタイトな試合でした」と語っている。

同35位で予選から出場のキャロリン ガルシア(フランス)は同7位のアリーナ サバレンカと対戦。同4位のマリア サッカリ(ギリシャ)や同7位のジェシカ ペグラ(米国)を破り、勢いに乗るガルシアは第1ゲームを先取。雨による中断のあった第2ゲームを落とすも、第3ゲームを取って決勝に進んだ。ガルシアは「予選からの長い道のりでした。誰も(私の決勝進出を)予想していなかったでしょう」と喜びのコメントを残している。

■ダブルスはキチェノク/オスタペンコ組が制す

ダブルス決勝は、第7シードのリュドミラ キチェノク(ウクライナ)/エレナ オスタペンコ(ラトビア)と、ニコル メリチャー=マルチネス(米国)/エレン ペレス(オーストラリア)が対戦。試合は2-0でキチェノク/オスタペンコ組に軍配が上がった。

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