柴原瑛菜/錦織圭、ベスト4進出ならず…パリ2024テニス混合ダブルス準々決勝

執筆者 Yukifumi Tanaka / 田中幸文
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Kei Nishikori of Team Japan plays a backhand during the Tennis training session ahead of the Paris 2024 Olympic Games at Roland Garros on July 24, 2024 in Paris, France.
写真: 2024 Getty Images

パリ2024オリンピックのテニスは現地時間7月31日、スタッド・ローラン・ギャロスで各種目のトーナメントを行った。

女子ダブルスの日本代表である青山修子/柴原瑛菜は、第7コート第3試合でスケジュールされた女子ダブルス2回戦に出場。第2シード枠から出場のチェコ共和国代表ペア(KREJCIKOVA Barbora/SINIAKOVA Katerina)と対戦し、セットカウント0-2(5-7, 4-6)で黒星に終わった。なお、試合時間は1時間32分だった。

そして、柴原はこの試合終了後、僅かなインターバルを挟んで、第6コートの最終試合に再び登場。リオ2016男子シングルス銅メダリストの錦織圭とペアを組んで、混合ダブルス準々決勝に臨んだ。

柴原/錦織の対戦相手は、チェコ代表のペア(SINIAKOVA Katerina/MACHAC Tomas)で、戦い終えたばかりの女子ダブルスペアの1人と再び激突するという対戦カードとなった。

第1セットは、まさに両者ゲームの奪い合い。日本のペアは、第1ゲームで相手にブレークポイントを許し、そこから連続3ゲームを奪われるも、ここから脅威の5ゲーム連取で先に王手をかける。しかし、ふたたび相手ペアの反撃が始まり、その勢いを抑えることができない柴原/錦織は、5−7で逆転されて最初のセットを奪われる。

つづく、第2ゲームでも、チェコ代表の快進撃が止まらず、流れを引き寄せられない柴原と錦織はこのセットでブレークポイントを奪うことができず、2−6で試合終了。最終的に、柴原/錦織は0-2(5-7, 2-6)のストレートで敗れ、パリ2024テニス混合ダブルスでのベスト4進出とはならなかった。なお、この試合時間は、1時間20分だった。