優勝はパリ2024選考ランク首位の張本智和と早田ひな丨卓球 全農CUP東京大会2023

パリ2024の卓球シングルス日本代表を決定する大会の1つ、全農CUP東京大会が行われ、ともに選考ランク首位の張本智和と早田ひなが優勝した。

1 執筆者 渡辺文重
HARIMOTO Tomokazu
(Getty Images)

第5回パリオリンピック選考会(Road to Paris)「2023 全農CUP 東京大会」が7月22日と23日の両日、東洋大学赤羽台キャンパス HELSPO HUB-3 アリーナ(東京都北区)で行われた。

大会公式:2023 全農CUP 東京大会

大会2日目は準決勝、決勝および順位決定戦を実施。男子シングルスは田中佑汰を下した張本智和、篠塚大登を下した戸上隼輔が決勝にコマを進める。決勝は、パリオリンピック選考ポイントランキングで首位に立つ張本が、4-1で戸上に勝利。3位決定戦は田中が制した。5位は宇田幸矢、6位は曽根翔、7位は横谷晟、8位は谷垣佑真となっている。

女子準決勝では、選考ランキング2位の平野美宇と同3位の伊藤美誠が熱戦を演じる。平野が第1ゲームを先取すると、第2ゲームは伊藤が奪い返す展開。ここから平野が第3、第4ゲームを連取して王手をかける。追い込まれた伊藤は第5、第6ゲームを連取して逆王手とする。最終の第7ゲームは12-10で伊藤に軍配。同1位・早田ひなの待つ決勝に進む。決勝は、早田がゲームカウント4-0のストレート勝ちを収めた。

3位決定戦では、平野が大藤沙月に勝利。5位は安藤みなみ、6位は張本美和、7位は芝田沙季、8位は横井咲桜となっている。

日本卓球協会が発表したパリ2024選考ポイント獲得状況のランキング最新版(7月24日付)は、こちら

■放送予定

7月22日

7月23日

■競技日程

■出場選手・組み合わせ

■パリオリンピック選考ポイントランキング

2023年7月3日時点の選考ポイント上位8選手が以下。今大会では最大100ポイントが得られるため、特に女子は大きく順位が変動する可能性がある。

第33回オリンピック競技大会(パリ2024)日本代表候補選手選考基準(日本卓球協会)

※国際大会引退選手を除く

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