卓球の国際大会、WTTコンテンダー リオデジャネイロ(ブラジル)が、現地時間8月7日から13日までの7日間にわたって行われ、女子シングルス日本代表の早田ひなが最終日(13日)の決勝に進出し、ゲームカウント4−1でリンダ・ベルグストローム(スウェーデン)を破り、今シーズン初めて国際大会での優勝を果たした。
開幕まで1年を切ったパリ2024におけるシングルス日本代表選考ポイントの女子ランキングで首位を独走する早田は、唯一今大会に女子よりTEAM JAPANとして参加し、1回戦から準決勝までの4試合でストレート勝利を飾って決勝のステージへと駒を進めた。
その決勝では、Tokyo2020に出場しているベルグストロームに第1ゲームこそ奪われたものの、その後は安定したパフォーマンスでポイントを重ねて4ゲームを連取し、最終的にゲームカウント4−1(8−11, 11-6, 11-3, 11-8, 11-4)で優勝トロフィーを手にした。早田にとっては、これが今シーズン初の国際大会制覇となる。
男子シングルスでは、16歳の松島輝空が決勝に進出。世界卓球2023で銀メダルに輝くマティアス・ファルク(スウェーデン)を追い詰めるプレーで優勝を狙うも、ゲームカウント2-4(12-10, 12-14, 9-11, 11-9, 6-11, 7-11)で惜しくも敗れ、準優勝となった。
このほか、男子シングルスの及川瑞基は2回戦敗退、松島と及川でペアを組んで出場した男子ダブルスでは、準々決勝で大韓民国代表チームに敗れ、ベスト8敗退となっている。