張本智和、平野美宇がともにストレートで初戦を突破|パリ2024卓球シングルス1回戦

執筆者 Masataka Kosugi / 小杉正貴
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Tomokazu Harimoto
写真: 2024 Getty Images

パリ2024オリンピックの卓球は7月29日、パリ南アリーナ4で前日に引き続き男女シングルス1回戦を実施。日本代表の張本智和と平野美宇が初戦に臨んだ。

ITTF(国際卓球連盟)世界ランキング9位の張本は、同79位のマーティン・アレグロ(ベルギー)と対戦。試合序盤から張本が優勢に進め、第1ゲームを11-3を奪う。第2ゲームはわずか2ポイント、第3ゲームも3ポイントを失ったのみで、盤石のパフォーマンスでゲームを連取。第4ゲームもきっちりマッチポイントに手をかけ、最後は甘く入った相手のサーブを思い切り振り抜き、試合終了。ストレートで2回戦に進んだ。

世界ランキング13位の平野は同62位のジョルジア・ピッコリン(イタリア)と対戦した。第1ゲームは接戦となったものの、11-9できっちりゲット。第2ゲームはスタートからギアを上げ、終盤には7-5から連続ポイントで一気にこのゲームを奪った。続く第3ゲームは11-5、第4ゲームは11-7で連取。危なげなく初戦を制した。

前日は男子の戸上隼輔、女子の早田ひなが1回戦を勝ち抜いており、日本のシングルス勢は全選手が2回戦に駒を進めている。