1年の延期を経て、アジア地域におけるスポーツの祭典「アジア競技大会 杭州2022(2023年開催)」が、9月23日より中華人民共和国浙江省杭州市にて開幕する。オリンピックと同様、アジア大会は4年に一度のサイクルで開催されることから、アジア版オリンピックと例えられることもしばしば。また、アジア大会ではオリンピック未採用のスポーツや種目も実施されることから、杭州2022ではオリンピック以上の数を誇る481のメダルイベントが実施されるのだ。
杭州2022の開催国である中国は、とくに卓球の強豪国であることはスポーツファンでなくとも広く知れ渡っている事実で、9月10日に閉幕したばかりの「第26回 ITTF-アジア卓球選手権大会2023(大韓民国・平昌)」では、個人戦5種目すべてと団体戦男女それぞれで金メダルを獲得したばかり。それだけでなく、個人戦の決勝ではいずれも中国代表同士の頂上決戦が実現し、金7、銀5、銅3の合計15のメダルをホームへ持ち帰っている。
その一方、日本は開幕まで1年と迫るパリ2024のシングルス代表選考ポイントランキングで首位に立つ早田ひなや張本智和がアジア選手権に出場したものの、メダルは女子団体と女子ダブルス(長﨑美柚/木原美悠)で獲得した銅メダル2個に留まった。そんなアジア選手権から、わずか2週間程度のインターバルを挟んで迎える杭州2022で、TEAM JAPANの面々は、立ちはだかる中国選手の壁を撃破することができるか?この点は、今大会の大きな見どころの1つになると言えるだろう。
さっそく、杭州2022卓球の競技日程と放送予定、そして雪辱に燃える男女それぞれ5名、総勢10名のTEAM JAPANメンバーを一覧にして紹介しよう。
関連記事
■放送予定
※2023年9月13日時点
■競技日程
- 全体:9月23日〜10月8日
- 卓球:9月22日〜10月2日
※2023年9月13日時点
※現地と日本の時差は −1時間
※競技日程は、組織委員会の判断により変更する場合がある
S=シングルス、D=ダブルス
■TEAM JAPAN 卓球代表
※2023年7月28日 JOC発表