卓球のアジアの頂点を決める「第33回 ITTF-ATTUアジアカップ2022」が、タイ・バンコクにて11月17日から19日までの3日間にわたって行われる。男女シングルスそれぞれ16名、合計32名の招待選手だけが出場できる今大会には、日本から張本智和、伊藤美誠、早田ひな、宇田幸矢の4名が出場する予定だ。ここでは、大会の放送予定と見どころを紹介しよう。
■日程・放送予定
【日程】
11月17日 第1日
- 男女シングルス ラウンド16
11月18日 第2日
- 男女シングルス 準々決勝
11月19日 第3日
- 男女シングルス 準決勝・3位決定戦・決勝
【放送予定】
※2022年11月15日時点の情報
■概要と見どころ
卓球のアジアカップは、国際卓球連盟(ITTF)が認可し、アジア卓球連合(ATTU)が主催する、アジア地域における最強プレーヤーを決める大会で、1983年に初めて開催されて以来、今年で33回目を数える。また、今大会は、11月17日よりタイの首都・バンコクを舞台にして初めて行われるのだ。
アジアカップでは男女シングルスの2種目のみが行われ、前回大会の優勝者や世界ランキングに基づいて、男女それぞれ16名、合計32名だけが出場できる招待制の大会である。しかも、各NF(国内競技連盟)で最大4名(男女それぞれ最大2名)までしか出場できないことから、通常の国際大会と比べると、スケールとレベルが桁違いに異なる。
そんな歴史と権威のあるアジアカップに、日本からは最大数の4名が出場することとなっている。男子には、日本のエースとしてフロントラインを走り続ける張本智和と、成長著しい宇田幸矢の2名。また、女子では、Tokyo2020で金を含む3つのメダルを獲得し、なおも進化を続ける伊藤美誠と、パリ2024に向けて国内選考ポイントランキングで首位(2022年11月14日付 日本卓球協会発表より)を独走する早田ひなの2人だ。
開幕まで2年を切った夏のオリンピックに向けて、卓球の強豪チームがひしめくアジア地域で、ニッポンはその存在感を示すことができるのかーー。