4冠の池江璃花子やメドレー2冠の成田実生ら選出|世界水泳 2023福岡 競泳 日本代表選手

ジャパンスイム2023における結果に基づいて、日本水泳連盟は4月10日、7月に福岡で開催される「世界水泳選手権2023福岡大会」競泳日本代表を発表した。女子バタフライと自由形で4冠を達成した池江璃花子や、個人メドレーで2冠に輝いた成田実生など、総勢40名の "トビウオジャパン" が選出された。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2023 Getty Images)

日本水泳連盟(JASF)は4月10日に都内で会見を開き、昨日(9日)まで行われたジャパンスイム2023(日本選手権水泳競技大会)における結果に基づいて、7月14日に福岡で開幕する「世界水泳選手権2023福岡大会」に派遣する "トビウオジャパン" こと、競泳の日本代表選手を発表した。

代表メンバーには、ジャパンスイムでバタフライと自由形あわせて出場した4種目全てにおいて優勝し、4冠を達成した池江璃花子をはじめ、弱冠16歳ながら個人メドレー2種目(400m・200m)で頂点に立った成田実生、ロンドン2012男子背泳ぎの個人種目で銀と銅の2つのメダルを獲得している入江陵介、リオ2016男子400m個人メドレーで銅メダルに輝く瀬戸大也、Tokyo2020女子個人メドレーで2冠を成し遂げた大橋悠依、同じくTokyo2020男子200mバタフライ銀メダリストの本多灯など、男女それぞれ20名、総勢40名が、2001年以来22年ぶりの日本開催となる世界水泳のTEAM JAPANに選出された。

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池江「すごく楽しみ」

2019年2月に白血病を公表し、闘病生活を経て、この日本選手権で個人4冠という復活を見せた池江にとって、世界水泳の舞台は2017年以来6年ぶりとなる。池江は会見の中で、「(世界水泳は)すごく楽しみ。(無観客だった)2021年の東京オリンピックが地元開催で、今年の世界水泳も日本開催。多くの日本人の方が応援に来てくれると思うので、かっこいい姿だったり、感動を与えられるような、そういう結果を出していけたらと思います」と意気込みを語った。

成田「世界の選手に比べたらまだまだ」

また、ジャパンスイム2023で一躍ニューヒロインとなり、初の世界水泳代表に選ばれた成田は、「(世界水泳の)代表に入ることを目標にずっとやってきて、それを達成することができました。でも、(2種目)どちらもベストタイムではなく、また世界の選手に比べたらまだまだなので、満足せずに今日からまた頑張ろうと思います」と、大舞台でのパーソナルベスト更新を目標に掲げた。

世界水泳2023福岡 競泳 日本代表選手一覧

※JASF発表順(2023年4月10日付)

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