競泳・松下知之がマルシャンに続いて銀メダル、動画で振り返ろう! パリ2024男子400m個人メドレー決勝
執筆者 Chiaki Nishimura1 分|
8月11日に閉会したパリ2024オリンピックで、競泳日本代表が獲得したメダルは1つ。19歳の松下知之によるものだった。
およそ1年前に行われた世界ジュニア選手権の競泳男子400m個人メドレーで優勝した松下は、高校3年生だった今年3月の国内代表選考会で、同種目で長年活躍してきた瀬戸大也をゴール手前で抜いて優勝。代表メンバーに選出された。高校卒業後は、東洋大学の名伯楽として知られる平井伯昌氏に師事し、泳ぎを磨いてきた。
その松下にとっての大舞台となるパリ2024男子400m個人メドレーは、大会2日目の7月28日に決戦の日を迎えた。地元の英雄レオン・マルシャン(フランス)が出場するとあって、会場のラ・デファンス・アリーナは同日午前中の予選からただならぬ熱気に包まれていた。
現地時間午後8時半に行われた決勝のレースでは、マルシャンが終始リード。最初のバタフライ、背泳ぎでは瀬戸が2番手につけたものの、平泳ぎで瀬戸は失速してマルシャンの独走状態。銀メダル、銅メダル争いが激しくなる中、最後の自由形を迎えた時点で5番手に立っていた松下は、瀬戸やカーソン・フォスター(アメリカ合衆国)など3人を抜く怒涛のラストスパートを見せて2着でフィニッシュ。自己ベストを大幅に更新(1秒42)しての銀メダル獲得となった。
次世代のエースとして名乗りを上げた松下の泳ぎをリアルタイムで見た人も、見逃した人も、決勝の模様を動画で見よう!
【動画】競泳・松下知之 パリ2024 競泳男子400m個人メドレー決勝
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