写真: 2024 Getty Images
東京アクアティクスセンター(東京都江東区)にて行われている競泳の国際大会代表選手選考会は、3月20日に大会4日目を迎え、準決勝4種目と決勝2種目を実施した。
今大会は、開幕まで130日を切ったパリ2024をはじめとする国際大会の日本代表選考会として行われている。
この日の夜のセッションで最初の実施種目となった男子100m自由形準決勝では、今大会男子200m自由形ですでにパリ行きの代表内定を手にしている松元克央が、トップタイム(49.00)を叩き出し、準決勝1位通過で決勝進出を果たしている。これにより、松元はフランスで開催されるオリンピック競泳の個人2種目での出場枠獲得に大きく前進した格好だ。
また、女子100m自由形準決勝では、松元と同様に、女子100mバタフライでフランス行きの切符を手中に収めている池江璃花子が、タイム54.32で首位となり、個人2種目目のオリンピック代表内定に王手をかけている。
さらに、男子200mバタフライ準決勝では、Tokyo2020同種目で銀メダルを獲得し、2月に閉幕した世界水泳ドーハ2024では金メダルに輝いている本多灯が、タイム1:55.43で首位となり、2大会連続のオリンピック出場に向けてその強さを見せつけた。
このほか、男子200m平泳ぎ準決勝では、リオ2016代表の渡辺一平が首位となって決勝進出を果たすなど、オリンピック出場経験のある選手たちの活躍が光っている。
準決勝に続いて行われた決勝2種目では、いずれも選考条件となる派遣標準記録を上回るタイムでフィニッシュした選手が現れなかったため、この日は新たなパリ2024代表内定の選手は誕生しなかった。
なお、オリンピック代表選手に関しては、各国内オリンピック委員会(NOC:日本の場合、日本オリンピック委員会/JOCを指す)が責任を持っており、パリ2024への選手の参加は、選手が属するNOCがパリ2024代表選手団を選出することにより確定する。
競泳の国際大会代表選手選考会2024の結果は、下記より確認できる。
パリ2024オリンピック競泳の日本代表選手選考対象大会となる「国際大会日本代表選手選考会」では、個人種目で派遣標準記録(下表の通り)を突破した選手が、代表選考の対象となる。なお、同記録を突破した選手が3名以上いる場合は、上位2名を選考する。上位2名までの者の中に、同じ記録の者が複数存在するために、上位2名を決定することができない場合は、スイムオフを実施し、その上位者を選考する。スイムオフの実施方法は競技委員会がその都度決定する。
日本水泳連盟は各種目の派遣標準記録について、以下の通り説明をしている。
「2017年から2023年に開催されたオリンピックまたは世界選手権の各準決勝10位の記録及び各予選10位の記録(準決勝のない種目については 予選10位の記録によることとした)のうち最高記録とした。但し、400m個人メドレー(女子)については、同最高記録がオリンピック参加標準記録を下回っているため、オリンピック参加標準記録によることとした(今後、オリンピック参加標準記録に変動が生じた場合はそれに準ずることとする)」
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