【競泳】ジャパンOP第3日:本多灯が学生新記録で男子200mバタフライ優勝…成田実生は女子個人メドレー2冠

東京辰巳国際水泳場で開催中のジャパンオープン2022(50m)が、12月3日に3日目を迎えた。男子200mバタフライは本多灯が学生新記録の1分52秒70で優勝。成田実生は前日の400mに続き、女子個人メドレー200mで2冠を達成した。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Tomoru Honda
(2022 Getty Images)

長水路で行われる「ジャパンオープン2022(50m)」が12月1日、東京辰巳国際水泳場(東京都江東区)にて開幕。大会3日目となる日は9種目の決勝が行われた。

■男子

▼200mバタフライ

Tokyo2020男子200mバタフライ銀メダリストの本多灯(日本大学)が学生記録を更新する1分52秒70で優勝。1分52秒53の日本記録にも迫るレースを見せた。リオデジャネイロ2016で銀メダルの坂井聖人(SEIKO)は2分00秒07で8位。

表彰台成績は、以下の通り。

  1. 本多灯  1:52.70
  2. 田中大貴 1:56.46
  3. 森本哲平  1:56.86

▼200m個人メドレー

この種目を制したのは大学1年生の小方颯(イトマン港北/日本大学)。今大会の400m個人メドレーを制している瀬戸大也(TEAM DAIYA)は0秒03差の僅差で2位だった。

表彰台成績は、以下の通り。

  1. 小方颯  1:57.81
  2. 瀬戸大也 1:57.84
  3. 松下知之  1:58.13

■女子

▼200m個人メドレー

高校1年生の成田実生(金町SC)が前日の400m個人メドレーに続いて優勝。今井月(東京ドームS/東洋大学)や小堀倭加(セントラル戸塚/日本大学)、谷川亜華葉(イトマン近大)といったオリンピアンを退けて2冠を達成した。

表彰台成績は、以下の通り。

  1. 成田実生 2:12.23
  2. 今井月  2:13.24
  3. 松本信歩 2:13.61

▼100m自由形

後半に伸ばしたTokyo2020代表の池本凪沙(イトマン東京/中央大学)が優勝。同代表の白井璃緒(ミズノ)は54秒33で2位、五十嵐千尋(T&G)は54秒95で5位だった。なお、Tokyo2020で女子200m個人メドレーと女子400m個人メドレー2冠の大橋悠依(イトマン東進)はこの種目に出場し、56秒38で予選12位、56秒64でB決勝7位だった。

表彰台成績は、以下の通り。

  1. 池本凪沙  54.33
  2. 白井璃緒  54.66
  3. 神野ゆめ  54.92

ジャパンオープン2022(50m):SEIKO競泳リザルト速報サービス

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