写真: 時事
東京アクアティクスセンター(東京都江東区)にて行われている競泳の国際大会代表選手選考会は、3月19日に大会3日目を迎え、オリンピック5種目の決勝を実施した。
女子400m個人メドレー決勝では、高校2年生の成田実生(写真左)が高校新記録となるタイム(4分35秒40)をマークして優勝した。また、Tokyo2020代表の谷川亜華葉がタイム4分35秒60で2位に入っている。上位2名となった成田と谷川は、パリ2024派遣標準記録を突破したことから、オリンピック代表内定の座を勝ち取った。一方、東京2020女子個人メドレーで2冠に輝く大橋悠依は、4位(タイム:4分38秒89)となり、この種目でのパリ代表内定を逃している。
続いて行われた男子200m自由形決勝では、東京2020日本代表で「カツオ」の愛称で親しまれている松元克央が、タイム1分45秒29で優勝し、パリ行きの選考条件をクリアしている。
さらに、女子100m平泳ぎ決勝では、ロンドン2012で3つのメダルを獲得している鈴木聡美が、タイム1分05秒91でパーソナルベルトを更新して優勝し、自身3度目となるオリンピック代表内定の切符を手に入れた。また、タイム1分05秒93でゴールし、2位となった東京2020代表の青木玲緒樹も、オリンピック代表内定の選考条件を満たしている。
このほか、男子100m背泳ぎ決勝では、ロンドン2012で3種目のメダリストに輝き、代表選考の対象となる2位に入った入江陵介は、優勝した松山陸とともに派遣標準記録のタイムに届かず、パリ代表内定とはならなかった。
なお、オリンピック代表選手に関しては、各国内オリンピック委員会(NOC:日本の場合、日本オリンピック委員会/JOCを指す)が責任を持っており、パリ2024への選手の参加は、選手が属するNOCがパリ2024代表選手団を選出することにより確定する。
競泳の国際大会代表選手選考会2024の結果は、下記より確認できる。
パリ2024オリンピック競泳の日本代表選手選考対象大会となる「国際大会日本代表選手選考会」では、個人種目で派遣標準記録(下表の通り)を突破した選手が、代表選考の対象となる。なお、同記録を突破した選手が3名以上いる場合は、上位2名を選考する。上位2名までの者の中に、同じ記録の者が複数存在するために、上位2名を決定することができない場合は、スイムオフを実施し、その上位者を選考する。スイムオフの実施方法は競技委員会がその都度決定する。
日本水泳連盟は各種目の派遣標準記録について、以下の通り説明をしている。
「2017年から2023年に開催されたオリンピックまたは世界選手権の各準決勝10位の記録及び各予選10位の記録(準決勝のない種目については 予選10位の記録によることとした)のうち最高記録とした。但し、400m個人メドレー(女子)については、同最高記録がオリンピック参加標準記録を下回っているため、オリンピック参加標準記録によることとした(今後、オリンピック参加標準記録に変動が生じた場合はそれに準ずることとする)」
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