【スポーツクライミング】W杯ブリクセン大会3日目:楢﨑智亜が男子ボルダリングで3位

IFSC(国際スポーツクライミング連盟)クライミング・ワールドカップは、現地時間6月12日に男子ボルダリング準決勝・決勝を実施。Tokyo2020日本代表の楢﨑智亜が、日本勢最上位の3位となった。ヤニック・フロヘが今季初優勝。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(Getty Images)

イタリア・ブリクセン開催のIFSC(国際スポーツクライミング連盟)クライミング・ワールドカップ2022第5戦は現地時間6月12日、男子ボルダリング準決勝と決勝を実施した。10日に行われた予選の上位20選手が準決勝に出場。準決勝上位6選手が決勝に進出する。

日本勢では、Tokyo2020オリンピック(ボルダリング、リード、スピードの複合種目で実施)代表の楢﨑智亜(TEAM au)が3位で準決勝を通過。楢﨑明智(同)は2位、緒方良行(B-PUMP)は5位で決勝に進んだ。藤井快(TEAM au)は9位、川又玲瑛(日本大学)は14位、井上祐二(大阪府山岳連盟)は16位で準決勝敗退を喫している。

決勝では楢﨑智亜が3位。最初の課題は登り切ったものの、残る3つの課題を登り切ることができなかった。楢﨑智亜は今季3度目のW杯表彰台。第1戦のメリンゲン大会(4月8日‐10日/スイス)は優勝、第2戦のソウル大会(5月6日-8日/韓国)では準優勝だった。第3戦のソルトレイクシティ大会(5月20日‐22日/アメリカ合衆国)は7位、同地で行われた第4戦は欠場している。

ここまでW杯4戦連続で3位以内に入っていた緒方良行は5位で、今季初めて表彰台を逃した。楢﨑明智は6位となっている。優勝はヤニック・フロヘ(ドイツ)で今季初勝利。準優勝はマキシミリアン・ミルン(イギリス)だった。

今季のW杯第5戦となるブリクセン大会は、男女ボルダリングを実施した。11日には女子準決勝・決勝が行われ、日本からは3選手が決勝進出。Tokyo2020銀メダリストの野中生萌(フリー)が日本勢最上位の4位となっている。

IFSC - CLIMBING WORLD CUP (B) - BRIXEN (ITA) 2022

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