イタリア・ブリクセン開催のIFSC(国際スポーツクライミング連盟)クライミング・ワールドカップは、現地時間6月10日に開幕し男女ボルダリングの予選を実施。男子では前戦のソルトレイクシティ大会(アメリカ合衆国/5月27日-29日)を制した緒方良行(B-PUMP)や、ソウル大会(韓国/3月6日‐8日)を制した藤井快(TEAM au)がそれぞれ3位で予選を突破した。Tokyo2020オリンピック(スピード、リード、ボルダリングの複合で実施)4位の楢﨑智亜(TEAM au)と川又玲瑛(日本大学)は9位、井上祐二(大阪府山岳連盟)は13位、楢﨑明智(TEAM au)は19位で準決勝に進出している。土肥圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)、高田知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)、山口賢人(大阪学院大学)は敗退となった。
女子は大河内芹香(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)が5位、伊藤ふたば(TEAM au)が10位、松藤藍夢(日本大学)が15位で準決勝進出。Tokyo2020銀メダリストの野中生萌(フリー)も17位で突破している。倉菜々子(愛知県山岳連盟)、小池はな(川口市立高等学校)、菊地咲希(日新火災)は予選敗退を喫した。
今季のW杯5戦目となるブリクセン大会は、男女ボルダリングを実施。男女とも予選上位20選手が準決勝に進出する。女子準決勝・決勝は11日、男子準決勝・決勝は12日に行われる。