森秋彩「オリンピック出場権を得るためにここまできた」世界選手権2023ボルダー&リード複合の戦いへ

パリ 2024

オリンピック出場権をかけたボルダー&リード複合種目の戦いが9日、11日に行われる。予選で好成績をおさめている森秋彩が、リード決勝で得た「自信」を胸に複合種目に挑む。

1 執筆者 Chiaki Nishimura
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スイス・ベルンで行われているIFSCクライミング世界選手権が後半戦に突入する。

6日の女子リード(単種目)決勝で、森は東京2020金メダリストのヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)を抑えて優勝。森は決勝を振り返り、「ヤンヤは昔から憧れの存在だったから、そのヤンヤに勝って優勝できたというのは自信につながった。ボルダー&リード複合種目に向けても頑張って調整していきたいなと思います」と、Olympics.comに語った。

パリ2024オリンピックの出場権がかかる種目のひとつボルダー&リード複合では、8月2日に行われた女子リード予選、3日の女子ボルダー予選の成績をもとに、上位選手が9日に行われるボルダー&リード複合・準決勝の舞台に立つことができ、その後、11日の決勝へと続く。

森は「今回はオリンピックの出場権を得るためにここまできたと思っているので、これまでの単種目ボルダーとリードでの経験を生かして表彰台に乗って、ぜひパリオリンピックに出場したいなっていう思いで頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

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