(Ezra Shaw/Getty Images)
国際スキー・スノーボード連盟(FIS)が主催する2023/2024シーズンにおけるスノーボード・ハーフパイプのワールドカップ最終の第5戦が、カナダ・カルガリーにおいて現地時間2月9日から10日まで行われた。
9日に行われた女子の予選には、北京2022で日本代表を務めた3名を含む計16名がエントリーし、その半数となる上位8名が本戦に出場できる競技フォーマットで行われた。その結果、小野光希が1位、冨田せなが3位、冨田るきが5位で、TEAM JAPAN全員が10日のワールドカップ進出を果たした。
その本戦では、ワールドカップ2連勝中の小野が、1回目のランで89.00のハイスコアをマークして、暫定トップに立つ。さらに、小野は2回目のランでも、エアでのトリックを次々と成功させ、全体で唯一90点台となるスコア90.00を記録して、自身の点数を更新し、他選手を圧倒する。最終的に、最後の3回目のランでも、小野のスコアを上回る選手が現れなかったことから、最終滑走の小野の最後のランを待たずして、小野のワールドカップ3大会連続優勝が決まった。また、冨田せなが、スコア87.00を記録して3位に入っている。
スノーボード・ハーフパイプ ワールドカップ カルガリー(カナダ)2024女子の表彰台成績ならびに日本人成績は、以下の通り(外国人選手はFISの表記に準ずる)。
今大会は、スノーボード・ハーフパイプ ワールドカップ今季最終戦であったことから、ハーフパイプの種目別総合成績も確定した。W杯3連勝を果たした小野は、合計スコア(380)で2位以下を大きく突き放し、2シーズン連続の種目別総合優勝にも輝いている。
また、男子のワールドカップでは出場した4名のTEAM JAPANメンバー全員が予選を突破。女子と同日程で行われた本戦では、北京2022日本代表の平野流佳がスコア88.25をマークして2位に、重野秀一郎がスコア86.75で3位に入った。戸塚優斗は5位(スコア:82.50)、平野海祝は10位(スコア:29.00)だった。優勝は、スコア91.50をマークしたGUSELI Valentino(オーストラリア)。
女子と同様に、男子の種目別の総合成績も発表され、今シーズンのワールドカップで安定して表彰台成績を収めていた平野流佳が合計スコア(300)でトップとなり、小野と同じく種目別総合成績で2連覇を達成した。昨シーズンに続いて、小野と平野が今シーズンのハーフパイプの頂点に立ち、総合優勝を飾った選手だけに贈られるクリスタルトロフィーを手にしている。
FIS公式の大会ホームページによると、今大会ではスノーボード・スロープスタイルのワールドカップの開催も予定されていたが、キャンセルとなっている。
2023/2024シーズンのスノーボードのワールドカップ パーク&パイプ部門のスケジュールは、残り2試合だ。次戦は、3月15日から16日までチェコ・スピンドレルフにて男女のスノボ・スロープスタイルの試合が予定されている。