樋口黎、櫻井つぐみが金メダル獲得丨パリ2024・ レスリング

執筆者 WATANABE Fumishige/渡辺 文重
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HIGUCHI Rei
写真: Getty Images

シャン・ド・マルス・アリーナを舞台とするパリ2024オリンピックのレスリングは現地時間8月9日、競技5日目を迎えた。この日は前日に行われた男子フリースタイル57kg級、同86kg級、女子フリースタイル57kg級のメダルセッションを実施。日本からは男子フリースタイル57kg級の樋口黎と、女子フリースタイル57kg級の櫻井つぐみが決勝に臨んだ。

樋口黎が金メダル獲得

樋口の対戦相手はスペンサーリチャード・リー(アメリカ合衆国)。第1ピリオドは2回の場外で0-2とビハインドで終える。第2ピリオド、樋口は2点技で逆転。終了間際にも2点を追加し、4-2で金メダルを獲得した。

樋口黎の試合後コメント

金メダルを取るまでは簡単な道のりでありませんでした。自分が金メダルを取れると信じてやってきました。それを支えてくれる多くの方々がいて、自分だけで取れた金メダルではありません。多くの失敗や挫折を経験してきましたが、この勝利が多くの方に勇気を与えられたら良いと思います。

櫻井つぐみも金

櫻井はアナスタシア・ニキタ(モルドバ)と対戦。序盤から着実にポイントを奪い、6-0で勝利を収めた。

櫻井つぐみの試合後コメント

ここで優勝するために練習をしてきて、いろんな人に支えてもらってここまで来ることができました。本当に良かったです。やってきたことを出すだけだと思っていました。(この景色は)本当に最高です。

日本代表メンバー