日本が準々決勝へ…1ゲームも落とさずオーストラリアに3連勝|パリ2024卓球男子団体|パリ2024卓球男子団体

執筆者 Masataka Kosugi / 小杉正貴
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Hiroto Shinozuka
写真: 2024 Getty Images

パリ2024オリンピックの卓球は現地時間8月5日、パリ南アリーナ4で男子団体1回戦を実施。張本智和、戸上隼輔、篠塚大登の3人で組む日本はオーストラリアと対戦した。

第1試合のダブルスは戸上と篠塚のペアで出場。第1ゲームを11-8で奪うと、第2ゲームも11-6で連取する。第3ゲームは6-6と中盤まで互角の勝負となったが、ここから日本ペアが5連続でポイントを奪い、ストレートで1戦目を制した。

第2試合のシングルスを任されたのは張本。ファン・ベと対戦した。左右に正確な返球を決め続けた張本が11-4で第1ゲームを先取。第2ゲームも危なげなく張本が奪ったが、第3ゲームはシーソーゲームとなる。張本が先にマッチポイントを握ったものの、ここで仕留められずデュースに。2度目のマッチポイントでもミスが出ると、今度は相手がゲームポイント。ここは張本がしのぎ、3度目のマッチポイントで相手の返球がネットにかかり、14-12で勝利した。

準々決勝進出まであと1勝とした日本は、第3試合のシングルスに篠塚を送り出す。対戦相手はフィン・ルー。篠塚は11-9で競り勝ち第1ゲームを奪う。第2ゲームは一度もリードを許すことなく11-7で連取し、第3ゲームはスタートから5連続でポイントを奪うなど、11-2で圧勝。日本が3連勝で準々決勝進出を決めた。

日本の準々決勝は日本時間6日22時から行われ、Chinese Taipeiと対戦する。