日本は中国に敗れ銀メダル…平野美宇「リベンジできる時があれば、強くなりたい」|パリ2024卓球女子団体
執筆者 Olympics.com1 分|
パリ2024オリンピックの卓球競技は8月10日、女子団体決勝が行われた。日本代表が中華人民共和国代表と対戦し、0勝3敗で敗戦。銀メダルを獲得している。
第1試合のダブルスは、試合直前でのオーダー変更で早田ひな/張本美和のペアで臨んだ。日本は第1ゲームを先取するなどチェン・ムン/ワン・マンユの中国ペアを追い込むが、ゲームカウント2-3で敗れた。
第2試合では平野美宇が、今大会個人戦(女子シングルス)銀メダルのスン・インシャと対戦。第1ゲームでは序盤で連続ポイントを奪い相手を追い込むが決め切ることができず。ゲームカウント0-3で敗れた。
第3試合は張本が、ワン・マンユと対戦。ゲームカウント1-3で敗れたものの、世界ランキング3位の実力者相手に、堂々と立ち向かった。
日本はオリンピック5連覇を飾った中国に0勝3敗で敗れたものの、スコアほどの実力差を感じさせなかった。選手は試合後のインタビューでは手応えを口にする一方で、悔しさもにじませている。
早田ひな
「張本選手とは公式戦ではほぼ初めてペアを組んだが、自分たちの持っている力を出すことはできた。最後は先輩である自分が足を引っ張ってしまった。(第1試合を)取れていれば試合展開は変わっていたが、そこ(追い込まれて)からが中国の強さ」
張本美和
「負けたことが悔しい。自分の持っているものは出し切ることはできたが、足りなかったので悔しい」
平野美宇
「自分の力はかなり発揮できたが、最後の1点(を取り切ること)、5ゲームで勝つまでは至っていない。(この試合では)中国の層の厚さを感じた。リベンジできる時があれば、その時までに強くなりたい」
■試合結果
■日本代表
女子団体
- 早田ひな
- 平野美宇
- 張本美和