女子200m平泳ぎ4位の鈴木聡美「目標意識、向上意識も芽生えはじめた」丨パリ2024競泳

執筆者 Olympics.com
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写真: 2024 Getty Images

パリ2024オリンピック競泳は8月1日、女子200m平泳ぎ決勝を実施。日本代表・鈴木聡美が2分22秒54で4位に入った。

鈴木にとって今大会の本命種目は100m平泳ぎ。決して得意な種目とは言えない200m決勝では「正直怖かった。200mには苦手意識が強い。たくさん練習をやってきたので自信を持ってい良いはずだが、心細さが出てきてしまった」とレース前は不安が勝っていた。「自分のレースをすること」を考えてレースへ。その結果、「しっかり泳ぐことができ、選考会より良いタイムで泳ぐ目標は達成した。自分に拍手」と自身のパフォーマンスを評価する。

一方で銅メダルまではあと一歩届かなかった。「結果を見てみればメダルまであと少し。メダル獲得できなかった悔しさと両方がぶつかり合っている」とコメント。それでもパリ2024を「目標だった自己記録の更新はできなかったが、12年ぶりに200mで決勝に残れた。素晴らしい経験だった」と振り返る。さらに4位という結果への手応えも得ており、「もう少し狙ってもいいんじゃないかな。目標意識、向上意識も芽生えはじめたので、終わったらコーチと相談したい」と現役続行に意欲を示した。