混合4×100mメドレーリレー、日本8位…水沼尚輝は男子100mバタフライ8位丨パリ2024競泳

執筆者 WATANABE Fumishige/渡辺 文重
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パリ2024競泳女子4×100mメドレーリレー決勝進出(池江璃花子、鈴木聡美、白井璃緒、平井瑞希)
写真: Getty Images

ラ・デファンス・アリーナで開催されているパリ2024オリンピック競泳は現地時間8月3日、競技8日目を迎えた。日本からは男子100mバタフライ決勝に水沼尚輝、混合4×100mメドレーリレー決勝に松山陸、谷口卓、平井瑞希、池江璃花子が出場した。

男子100mバタフライ、水沼は8位

前日に行われた準決勝で全体8位。8レーンの水沼は51秒11、8位でフィニッシュとなった。金メダルは49秒90でクリストフ・ミラーク(ハンガリー)。ジョシュ・リアンド(カナダ)が2位、イリア・カルン(カナダ)が3位だった。

混合4×100mメドレーリレー、日本8位

前日の予選で全体8位となった日本は2レーンに登場。予選と同じく、背泳ぎ・松山、平泳ぎ・谷口、バタフライ・平井、自由形・池江の泳順で臨む。前半に男子を並べ、逃げ切りを狙う日本。松山が4位、谷口が4位で後半を迎える。順位をキープしたかったが、平井は8位。池江の追い上げも及ばず、3分45秒17で8位となった。

金メダルはアメリカ合衆国(ライアン・マーフィー、ニック・フィンク、グレッチェン・ウォルシュ、トーリー・ハスク)で、世界新記録となる3分37秒43。2位はアジア記録を更新した中華人民共和国、3位はオセアニア記録更新のオーストラリアだった。

松山陸のレース後コメント

予選と違う雰囲気で思うようなタイムを出せなかった。オリンピックで戦うには、まだまだ力を付けなければいけないと思った。

谷口卓のレース後コメント

オリンピックのためにトレーニングしてきたが、びっくりするほど遅くて悔しい。反省会をしたい。

平井瑞希のレース後コメント

この4人でできたことが楽しかった。ベストよりも遅いので悔しいが、次に向けて挑戦したい。

池江璃花子のレース後コメント

ほかのチームはメンバーチェンジをしてきたが、私たちは同じメンバーでどこまで上げられるかだった。最後まで戦え抜けてよかった。(明日の女子4×100mメドレーリレー決勝は)集大成なので全力で楽しみたいという気持ち。4人で戦い抜きたい。

パリ2024の競泳は、8月4日で競技最終日を迎え、池江が出場する女子4×100mメドレーリレー決勝をはじめ、4つのメダルイベントが行われる。