日本代表、4強まであと1点も…イタリア代表に逆転負けで準々決勝敗退|パリ2024バレーボール男子
執筆者 Koki Tateno / 立野光起1 分|
パリ2024オリンピックのバレーボール競技は8月5日、男子準々決勝を実施。試合前の時点でFIVB(国際バレーボール連盟)ランキング6位の日本代表は、同2位のイタリア代表と対戦した。
第1セットは序盤からシーソーゲームとなるが、石川祐希を中心に攻める日本が6-7から3連続ポイントをあげる。日本がリードを奪うと、ここでイタリアがたまらずタイムアウト。中盤以降も日本は主導権を譲らず、25-20で第1セットを先取した。
第2セットは1点を争う攻防は終盤まで続く。日本は23-23から山本智大のスーパーレシーブから石川が得点。セットポイントを掴み、最後は石川が25点目を奪った。日本は終盤の4連続ポイントで第2セットもものにし、ベスト4まであと1セットとする。
勝負の第3セット。日本の集中は切れることなく、山本の粘り強いレシーブから攻撃を仕掛ける。日本はリードを奪い一時はマッチポイント握るが、イタリアが粘りを見せる。日本はマッチポイントから4連続ポイントを許し、25-27でこのセットを落とす。第4セットも接戦の末に24-26で落とし、勝負はファイナルセットに持ち込まれた。
第5セットもシーソーゲームの様相となる。日本はマッチポイントを握ったものの、決め切ることができない。15-15からイタリアがブロックポイント。日本は連続ポイントを許し、15-17で第5セットを落とした。
日本は2セット連取し、第3セットでもベスト4まであと1点としながら逆転負け。セットカウント2‐3で敗れ、準々決勝敗退を喫している。
■日本代表
26日 7月 - 11日 8月
パリ2024 | オリンピック競技大会 - フランス