柔道男子81kg級・永瀬貴規がオリンピック連覇達成|パリ2024
執筆者 Koki Tateno / 立野光起1 分|
パリ2024オリンピックの柔道は7月30日、シャン・ド・マルス・アリーナで男子81kg級を実施。永瀬貴規がTokyo2020に続くオリンピック金メダルを獲得した。
オリンピック連覇を目指す永瀬はアライン・アプラアミアン(ウルグアイ)、ベダト・アルバイラク(トルコ)を倒し準々決勝進出。次戦ではTokyo2020銅メダリストのマティアス・カス(ベルギー)をゴールデンスコアの末、大外刈の技ありで破った。
準決勝で永瀬が対戦したのはアントニオ・エスポジト(イタリア)。永瀬は序盤から攻めると、1分15秒に支釣込足で技ありを奪う。さらに2分30秒、寝技で技ありを奪い合わせ技一本。相手を圧倒し、決勝にコマを進めた。
決勝では世界選手権3連覇中のタト・グリガラシビリ(ジョージア)と対戦。本戦開始1分50秒に、まずは永瀬が谷落で技ありを奪う。優位に立った永瀬は2分48秒、再び谷落で一本。グリガラシビリを下し、同階級初となるオリンピック連覇を達成した。
■日本代表選手
▼男子
- 60kg級:永山 竜樹
- 66kg級:阿部 一二三
- 73kg級:橋本 壮市
- 81kg級:永瀬 貴規
- 90kg級:村尾 三四郎
- 100kg級:ウルフ アロン
- 100kg超級:斉藤 立
▼女子
- 48kg級:角田 夏実
- 52kg級:阿部 詩
- 57kg級:舟久保 遥香
- 63kg級:髙市 未来
- 70kg級:新添 左季
- 78kg級:髙山 莉加
- 78kg超級:素根 輝