サッカー男子日本代表、パラグアイに5-0大勝…三戸舜介と藤尾翔太が2得点でパリ2024初戦を飾る

執筆者 WATANABE Fumishige/渡辺 文重
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MITO Shunsuke
写真: Getty Images

サッカー男子日本代表は現地時間7月24日、フランス南西部ボルドーのスタッド・ド・ボルドーでパリ2024オリンピック初戦に臨んだ。対戦相手は南米予選首位通過のパラグアイ代表。日本代表の大岩剛監督は以下の11人をピッチに送り出す。

  • 1 小久保 玲央ブライアン
  • 4 関根 大輝
  • 5 木村 誠二
  • 7 山本 理仁
  • 8 藤田 譲瑠チマ
  • 10 斉藤 光毅
  • 11 細谷 真大
  • 14 三戸 舜介
  • 15 高井 幸大
  • 16 大畑 歩夢
  • 17 平河 悠

日本ボールでキックオフ。ディフェンスラインは木村と高井の2センターバック(CB)、左サイドバック(SB)大畑、右SB関根の4人。中盤は藤田、三戸、山本。前線は細谷を中央、斉藤と平河を両サイドに配置する。日本は19分、大畑がオーバーラップを仕掛ける。その大畑に斉藤がパス。大畑が深い位置から折り返すと、ボールを受けた三戸がシュート。これが決まり、先制する。

22分、平河がファウルを受ける。主審は映像で確認した後、ワイルダー・ビエラにレッドカードを提示。パラグアイは残り時間を10人でプレーすることになる。平河はファウルを受けた後もプレーを続けていたが、30分過ぎにはピッチに座り込むなど状態の悪化が見られたため、35分に佐藤恵允と交代。前半は日本の1点リードで終了する。

日本は47分、右サイドの佐藤を走らせるなど、後半も積極的な仕掛けを見せる。54分には佐藤、関根、三戸とつないでゴールネットを揺らすも、これはオフサイドの判定。対するパラグアイも56分、CKから強烈なシュートを放つも、これは枠を外れる。

パラグアイは62分、2人の選手を交代。前に出てくるパラグアイに対し、日本も両サイドから攻撃を仕掛ける。63分、斉藤が個人技で突破してクロスを上げると、三戸がヘディングシュート。これが決まり、日本のリードは2点となる。69分には佐藤、斉藤とつないで、最後は山本がゴール。大岩監督は73分、攻撃で結果を残した三戸、斉藤、山本を下げ、藤尾翔太、川﨑颯太、荒木遼太郎をピッチに送り出す。

日本は75分、ディフェンスラインのミスを突かれてシュートを打たれるも、GK小久保がセーブ。集中力を取り戻し、続くCKのピンチも無失点でしのぐ。81分、大畑と交代で西尾隆矢がピッチに入る。すると直後のCKから藤尾が得点。藤尾は87分にもゴールを決める。

日本は5-0で白星発進。27日に第2戦、マリ代表との試合を迎える。

日本 対 パラグアイ 結果

■日程・試合概要

  • ラウンド:グループD第2節
  • 対戦カード:日本vsマリ
  • 開催地:スタッド・ド・ボルドー(フランス・ボルドー)
  • 開始時刻:7月27日21:00(日本時間28日4:00)

■放送予定