写真: 2021 Getty Images
エッフェル塔のふもとに広がるシャン・ド・マルス公園に仮設されるエッフェル塔スタジアムで行われる、パリ2024のビーチバレーボール競技。
ブラジルはアメリカ合衆国とならび2大強豪国として知られているが、2021年の東京2020オリンピックでは初めてメダルを逃す結果となり、パリ2024でのリベンジを誓う。
東京2020で日本男子は石島雄介/白鳥勝浩組が予選で敗退し、女子は石井美樹/村上めぐみ組が決勝トーナメント進出決定戦まで駒を進めた。
ここでは、開会式翌日の7月27日に始まり、8月10日までの15日間、毎日実施されるビーチバレーボール競技の日本出場選手、競技の観戦ポイント、試合日程などを紹介する。
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パリ2024のビーチバレー競技は、1セット21点先取となり、3セット中2セット先取で勝利が決まる。デュースになった場合、2点差をつける必要があり、もし3セット目が必要な場合、そのセットは15点までプレイされる。
東京オリンピックと同様、1次リーグとして、24チームが6グループに分かれて総当たり戦を行う。そこで、6つのグループの上位2チーム、そして3位の中で最も成績が良い2チームがラウンド16に進出を決める。1次リーグで3位だった残りの4チームは敗者復活戦ラウンドに進み、2試合が行われ、その結果からラウンド16に進出する最後の2チームが決定する。
その後、16チームが出場する決勝トーナメントは、一発勝負のノックアウト形式で行われ、ラウンド16、準々決勝、準決勝が続き、8月9日、10日に3位決定戦、決勝が行われる。
ビーチバレーは2人1組で行われるため、ペアの連携が勝敗を左右し、サーブレシーブや攻撃の際のポジショニングが重要となる。また、風や気温、日差しや砂の状態などの天候が試合に大きく影響するところも屋外競技ならではのポイントとなる。通常のバレーボールとネットの高さは同じだが、コートはひと回り狭く長さ16m、幅8mとなっている。
男子は、2024年のビーチバレーワールドプロツアー3大会優勝を含め、2023年8月から同ツアーで6回の表彰台を飾り、世界ランキング1位(7月1日現在)に上り詰めたスウェーデンのダーウィッド・オーマン&ヨナタン・ヘルヴィグが驚異的な存在となるだろう。世界ランキング2位のアンドレ・スタイン&ジョージ・ワンダリー(ブラジル)、2023年世界王者のオンドレイ・ペルシッチ&デビッド・シュバイナー(チェコ)などもメダル候補に挙げられる。
女子は、世界ランキング1位で2014年南京ユースオリンピック覇者のアナパトリシア・シウバ&エドゥアルダ・サントス・リスボア(ブラジル)が再びペアを組みパリで金メダルを目指す。2023年の世界チャンピオンであるサラ・ヒューズ&ケリー・チェン(アメリカ合衆国)、同国で世界ランキング2位のタリン・クロス&クリステン・ヌスなどが注目ペアとなるだろう。
日本女子代表の長谷川暁子&石井美樹は、世界ランキング5位のカロル・サルガド&バーバラ・セイシャス(ブラジル)と同ランク6位のライサ・スホーン&カティア・スタム(オランダ)を含むグループEで予選トーナメントに参戦する。
6月21日(金)~23日(日)まで中華人民共和国・寧波市にて開催された「2024コンチネンタルカップ パリオリンピックアジア大陸予選 第3フェーズ」に、ビーチバレーボール日本代表チームが出場。女子代表の長谷川暁子/石井美樹組が決勝で地元・中国と対戦し、ゴールデンマッチを制したことで、北京2008大会以来16年ぶりに自力でオリンピック出場枠を獲得した。6月25日(火)のビーチバレーボール強化委員会にて派遣選手の選考が行われ、この結果を受けて、長谷川、石井の2名を派遣することを日本バレーボール協会が発表した。なお、同大会に出場した男子日本代表は、準々決勝でイランに敗れベスト8で敗退。パリ2024への出場枠獲得を逃した。
※年齢は2024年7月26日パリ2024オリンピック開会式当日を基準とした。
以下すべて現地時間(日本はパリより7時間進んでいる)。※日程は変更になる可能性もある
フランス・パリの7区にある「シャン・ド・マルス公園」に大会期間中仮設会場として建設されるエッフェル塔スタジアム。24.3haの面積を有するパリ有数の緑地であり、パリの最も象徴的な市民公園に建設されるこの特設スタジアムは約14,000人を収容できる。同会場では、ビーチバレーボールのほか、ブラインドサッカーが行われる。
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