志田千陽/松山奈未、大韓民国ペアに黒星も準々決勝進出|パリ2024バドミントン第4日

執筆者 Masataka Kosugi / 小杉正貴
1 |
Nami Matsuyama and Chiharu Shida of Team Japan
写真: Getty Images

パリ2024オリンピックのバドミントンは現地時間7月30日、ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナで競技4日目を迎えた。引き続き、各種目ともに1回戦総当たりの予選ラウンドを実施。女子ダブルスの永原和可那/松本麻佑と志田千陽/松山奈未は予選ラウンドの最終戦、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾は3戦目に臨んだ。

ここまで1勝1敗の永原/松本は、予選ラウンド3戦目で第1シードの中華人民共和国ペア(CHEN Qing Chen/JIA Yi Fan)と対戦した。第1ゲームを16-21で落とすと、第2ゲームも一時10点差をつけられる苦しい展開に。中盤から怒涛の6連続ポイントで4点差まで追い上げたが、立て直した中国ペアが逃げ切り15-21で連取。ストレートで敗れた。

この結果、永原/松本はグループAで3位となり、予選ラウンドでの敗退が決まった。

志田千陽/松山奈未は大韓民国のペア(KIM So Yeong/KONG Hee Yong)と対戦。第1ゲームから競った展開となり、最後は韓国ペアのショットがわずかにコートインし、22-24で最初のゲームを落とした。第2ゲームは序盤にリードを許すも、“シダマツ”ペアが中盤で逆転する展開。しかし3度のゲームポイントをしのがれ、再びデュースに突入する。さらに3度のゲームポイントを握るがあと1本が出ず、最後は逆転を許して24-26で敗れた。

シダマツはこれで通算2勝1敗。3連勝の韓国ペアとともに、準々決勝進出を決めた。

保木/小林は予選ラウンド3戦目で中国ペア(LIU Yu Chen/OU Xuan Yi)と対戦。デュースにもつれた第1ゲームを20-22で落とすと、第2ゲームも18-21で奪われた。“ホキコバ”は予選ラウンド1勝2敗で4位。31日は準々決勝進出をかけ、2勝1敗で2位につけるデンマークペア(Kim ASTRUP/Anders Skaarup RASMUSSEN)と対戦する。