シダマツ、ホキコバ、ワタガシがそろって白星|パリ2024バドミントン第3日
ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナで開催されているパリ2024オリンピックのバドミントンは現地時間7月29日、競技3日目を迎えた。バドミントンは各種目とも1回戦総当たりの予選ラウンドを実施。日本勢は29日、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾、混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗が試合に臨んだ。
初日にオーストラリア組を下した志田/松山“シダマツ”ペアは、インド組(Tanisha CRASTO/Ashwini PONNAPPA)と対戦。21-11、21-12のストレート勝ちを収めた。シダマツは30日、予選ラウンド最終戦で、大韓民国ペア(KIM So Yeong/KONG Hee Yong)と対戦する。
Chinese Taipei組(LEE Yang/WANG Chi-Lin)との初戦で黒星を喫した保木/小林“ホキコバ”ペアは、アメリカ合衆国代表(Vinson CHIU/Joshua YUAN)と対戦。21-11、21-12で今大会初白星を挙げた。ホキコバは30日に中華人民共和国、31日にデンマークの代表ペアと対戦する。
前日の初戦でChinese Taipei組(YE Hong Wei/LEE Chia Hsin)にストレート勝ちを収めた渡辺/東野“ワタガシ”ペアは、ホンコン・チャイナ組(TANG Chun Man/TSE Ying Suet)と対戦。
第1ゲーム序盤は一進一退。ワタガシは5連続得点で9-6と逆転すると、その後はリードを守り、21-17でゲームを先取する。しかし第2ゲームは終盤に突き放され、14-21とされる。第3ゲームも序盤にリードされるが、6-6の同点に追いついた後は一進一退の展開に持ち込む。そして終盤に突き放し、21-18。ゲームカウント2-1で2勝目を飾った。
なお、ワタガシの2人は、同グループのデンマーク組(CHRISTIANSEN Mathias/BOEJE Alexandra)が棄権しているため、この試合が予選ラウンド最終戦となる。